昨日のブログでこの趣味は誰も知らないと書きましたが、実は違うのです。

妻は知っています。付き合っていた頃から女装サロンのホームページを見せたり、妻の会社の制服をふざけたふりをして着てみたりしていたのを覚えていて、以前からこれはおかしいと思っていたらしいのです。

妻からは「実は女装が好きなんでしょ」と聞かれていましたが、否定をしていました。しかし、だんだん苦しくなってきて、結局最近になって告白しました。


普通の配偶者なら離婚を切り出すかもしれません。そうでなくても趣味をやめるように言われるでしょう。

しかし、妻は「やっぱりね」とは言いましたが、それ以上言いませんでした。性癖というのは治らないものだということを理解しているのです。

「男性は好きなの?」と聞かれましたが、それはきっぱり否定しました。私の恋愛対象は女性以外にありません。とりあえず、今も良好な夫婦関係を継続しています。理解ある妻で本当によかったと思います。


ただ、「最近も女装しているの?」と時折聞かれますが、さすがに「している」とは言えなくなってしまいました。妻にはあまり心配をかけたくないからです。会社から電話をして「今日は女装してくるから遅くなるよ」と言いたいところですが、そこまで言えません。

そういうわけで、以前と変わらずこそこそと女装しなければならないのです。妻にばれないように。

だから帰り道は憂鬱なのです。