こんにちわ

 

 少し古い映画や音楽が好きで、小説ももれなくそうなんですが

 こういうツイートをすると著しくフォロワーさんが減ってしまうので笑

 やっぱりブログで書いていこうかと思います。

 

 そして、ブログで書くのも分かりやすくと心がけるので

 長くなりそうですが最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

 

 ツイートに更新のお知らせもしないこともこれから多くなりそうですが、すみません、、、、、

(なので、なるべく少なくとも週に1回はブログ書きますね!)

 

 ツイート通り、図書館で村上春樹訳の借りてきて読んだのですが

 私が読んだことあったのは 龍口 直太郎さんという方が訳したもので

(それはそっちの方がティファニーで朝食を関しては面白いからという母の勧めによるもの)

 読んだ後に思い出しました。

 

 映画と原作は結構、違います。

 原作者であるカポーティーはそれを望んでたと調べたら出てきましたが。

 

*いや、これはやっぱり 龍口 直太郎さんの方を読みたかったなー、、、

 村上春樹訳は村上春樹の繊細さが前面に出るから実際の原作がどうなのか分からないからなー、、

(だからこその名文も多数あるのですが)

 

 映画

 最近もので例えると『500日のサマー』のような奔放な女性に振り回させる男の話

 

 小説

 同じようなテーマになりつつ、もう少し女性に寄ったもの。

 

 そもそも、登場人物や設定以外は映画と小説が全然違うものです。

 しかし、両方に共通されているものに焦点を絞れたらと思います。

 

 

 映画や小説の分け方で僕なりの大きく2種類

 

1、ストーリー自体が面白いもの

 

2、ストーリーでなく、文章やセリフが面白いもの

 

 

 1だったら、あらすじを話して面白さは伝わりますが

 2では伝わりません。

 

 そして、ティファニーで朝食を。は2です!笑

 

 ティファニーで朝食を。のあらすじは

 前述通り

 

 物凄い綺麗な女の子に男たちが翻弄されている話

 

 以上

 

 なのですが

 カポーティー(原作者)はこの簡単なストーリーを使って

 名言やお洒落な台詞をたくさん書いています。

 

 そもそもが

 

『私はいつかお金持ちになって、大きな家に住んでロールス・ロイスに乗ってセレブな生活を送りたいの』

 

 という趣旨のことを

 

私はいつかティファニーで朝食を食べれるぐらいになりたいの

 

 というセリフで表現する時点でセンス丸出しです。

 このティファニーとはティファニーのお店の中でということです。

 いつか僕も

「グッチでギターの弦を張り替えたい」

 って歌詞書きますww

  

 他にも

 

ホリー(主人公の女性)

 「いやったらしいアカに心が染まってしまう時ってあるじゃない?」

 「それはブルーになるってことじゃなく?」

ホリー

 「ブルーってのは太っちゃった時や雨がやまない時とか

  悲しい気持ちになる、ただそれだけ。

  アカってのはもっとタチがよくない

  悪いことが起きようとしてるのに

  何が怖いことか自分では分からない」

 

*そんな時に彼女はティファニーに行くと落ち着くという話をする

 

 と、確かにそんな時あるし

 それ今までブルーになるで俺は一括り(ひとくくり)にしてたぞ!

 これちゃんと色で分けたら心の整理に役立ちそうだ!

 

 というようなことや

 

 自分の兄が少しデキが悪いことの話をしてる時に

 

彼がやりたいのは内側にこもって

 そこから外を眺めること

 

 でも思いっきり覗き込んじゃうから

 ガラスに鼻がぶつかってペチャンコになってるのよ

 それって少し頭悪そうに見えるじゃない?

 

(多少、表現違うかもだけど)  

 などなど、とても大切なことを教えてくれています。

  

 また単純にストーリーについてですが

 500日のサマーやティファニーで朝食を、風と共に去りぬ。

 のレビューを見てると

 

『女がワガママで理解できなかった

 腹たった』

 

 などが見受けられ

 そう思うのも深くうなづくのですが

 

「ただただ美しいから、心を奪われた」

 

 というものがこの世で厄介な罠ランキングの上位に入ると思います。

 クレオパトラよろしく、

 男で言えば女性の天皇に気に入られ猛出世したイケメン説ある道鏡など

 昔からその罠は著しく人を、世を動かしてきたわけで

 

 しかも、心に惹かれたわけでもないので

 後になって嫌な思い出にもそんなにならなく

(出だしから、心はとんでもないと分かっているから)

 なぜか振り返ると

 

 あの子、可愛かったな(微笑)

 

 あの人、背高くてイケメンだったな(そよ風) 

 

 みたいになっている! 

 このなんとも懐かしい感情を

(これは学生時代に陥りがち)

 呼び起こしてくれる作品で

 私はとても好きで、率直だと思います。

 

 

 これ、ちなみに女性でしたら

 『月下上海』って山口恵以子さんが書かれた本が

 綺麗な男性に心を奪われる版の話で

 名台詞も非常に多くてオススメです!

 

 

 それでは皆様、素敵な日曜日をお過ごしください