歌のタイトルじゃないよw
 

 

 

私はエレベーターの前にいる。デパートの5階くらいにあるような佇まいを想起していただければ分かり易い。[↓]のボタンを押して暫くするとエレベーターの扉が開く。中に入ると箱の3方向が窓のようになっている。そして上にも。


窓の外を見ると、昔よくデパートの屋上に並んでいた子供向けの「汽車ぽっぽ」のレールみたいになっていて、エレベーターがゆっくりとそのレールに沿って真横に動き出す。ガクンとかガタンとかレールを鳴らしながらゆっくりと動き出す。私はその風景をエレベーターの中「ではなく」、斜め上から俯瞰している。


いつの間にかエレベーターはその名の通りエレベートしだした。つまり普通の上下運動をいつの間にかしていた。しかし速度は尋常ではない。真っ逆さまに落ちていくような速度だ。しかもそのエレベーターが付属している所がこれまた変な所で。工事現場のようなバカ高い建物の壁面に沿って下っているのだ。それをまたもや私が俯瞰している。


建物の形状は東京都庁の周りに足場を組んだような格好と言えばなんとなく想像できるであろうか。できない?でなければ…そうさなあ、大友克洋さんのコミックスに出てくるような無機質で機械的な趣のある建物・・・これも良くわからないか(笑)


そのエレベーターはものすごいスピードで降りていく、いや落ちていく。それを私は窓の外をぼんやり眺めながら。決して重力等の感覚はないに等しい。ただ落ちていくのをぼんやりと眺めている。


いつの間にやらエレベーターには人が何人か乗っているのに気づく。見れば近所のおじさんだったり、高校大学の時の友人だったり、スナックのマスターだったりするから面白い。そして旅行かばんやリュックなどを持っている。


そしてこれまた「いつの間にか」エレベーターは真横に進んでいる。進んでいるのはいいが、どこか異国の道路みたいな所を走っている。そう、路面電車みたいに。ガタゴトとした音はないが、明らかにLRTのような動きだ。


少しして「終点」となり、エレベーターの扉が開く。乗っていた人々は開いた扉からめいめい降りていく。開いた扉の下には階段がついていた。


繁華街の中心のような煌々と照らし出される建物。しかしエレベーターの停まったところはそんなに車通りの多い所ではないようだった。言うなれば札幌の路面電車の終着駅(この際どちらでもいいw)っぽい。車幅は裏通りのような感じだ。


降りてからすぐ左に向かう人々。オープンな酒場のような、部屋の中から歓声と明るい光が漏れているその中に入ると、飛行機の搭乗カウンターだった。


急に雰囲気が変わる。羽田空港の手荷物預かり所のようなところに一人たたずむ私。係の女性と何やら話していたのだが、その内容は全く分からないし覚えていない。
 

 

そこで目が覚めた。
 

 

もう20年以上前に見た夢の話。
断片的ではあるが、電子メモが残っていた、あとそのころに使っていた手帳の余白にも箇条書きで存在していた。
自分の中にある「少し朧げな記憶」と共に再編成してみました。
 

 

この夢には「つづき」があるのです。
というか、3夜連続(テレビドラマかっつーのw)でみた記憶あり。いや、断続的だったかな。要は本当に「連続もの」であったこと、これだけは確か。
 

 

へんなゆめ・・・だったなぁ