修学院離宮は駅・バス停からは結構歩きます。
参観には宮内庁の抽選・審査がありますのでご注意を。
宮内庁から3カ月前から申込できますが大変人気なので人気グループのコンサートのチケットを買う感覚で、すぐに申し込んだほうがいいでしょう。
 以前は案内の方1人だったのですが、最近は皇宮警察の方が同伴されます。
どうもカメラ小僧が立ち入り禁止地域にまで入って撮影するからだとか。
最低限のマナーは守りましょう。
因みに皇宮警察になるには、一般の警察官としてのスキルだけではなく、馬術や和歌にも精通していなければなりません。
 
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ここは「寿月観」です。
額の「寿月観」は後水尾上皇の筆。
3間で構成されています。
又、杉戸は仙洞御所から移されました。
 
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夕顔の絵が描かれていますが作者は不明。
 
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一の間にある「虎渓三笑」の絵が岸駒により描かれています。
 
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修学院の松は背がとても低い事で有名。
松並木の両サイドは畑です。
地元の方に安価で貸し出され、今でも現役で使われています。
 
この時、横の赤山禅院から御経が聞こえてきました。
赤山禅院「都七福神」の一つです。
 
 
今回はこれで終了します。
修学院離宮は全3回の掲載を予定しています。
次回は「楽只軒」、最終回はメインの「浴龍池」の予定です。