最も重要な機能は上述した「メッセージ配信・チャット・クーポン」の3つですが、その他にも、LINE公式アカウントには数多くの機能が存在します。ここでは、無料で利用できる「基本機能」「便利機能」の中から、主な機能8個をピックアップし、内容と活用事例を解説します。

①拡散力が高い「タイムライン投稿」
タイムラインとは、友だちがホームに投稿した内容が一覧で表示される場所で、TwitterやFacebookのメイン機能であるタイムラインやニュースフィールドに近い機能です。

メッセージ配信は企業側が一方的に情報を配信する形式ですが、タイムラインでは投稿を見たユーザーが気軽に「いいね!」や「コメント」などのリアクションを取れます。

投稿された情報は、ユーザーがメッセージやタイムライン上で友だちに共有でき、その情報はLINE公式アカウントと友だちになっていないユーザーでも閲覧が可能です。そのため、友だち数以上の認知拡大を期待できるのがタイムライン投稿の特徴といえます。

また、メッセージ配信とは異なり従量課金の対象外であるため、配信頻度を高めてもコストがかからないというメリットがあります。

活用例:「メッセージ配信」との使い分けで、対大人数コミュニケーションでのコスト削減に活用

従量課金対象のメッセージ配信と、従量課金対象外のタイムライン投稿を上手に使い分けましょう。例えば、メッセージ配信で複数の商品の概要をまとめて紹介した後、タイムライン投稿で個々の商品を詳細に紹介すれば、全てをメッセージ配信で紹介する場合に比べてコストを抑えられます。

また、「さまざまな店舗の店長による動画メッセージを日替わりで配信する」といった、直接的な売上にはつながりにくいがファンを増やすのに効果的な企画も、タイムライン投稿でなら実行しやすいでしょう。

他にも、「ユーザーがリアクションを取れる」というタイムライン投稿の特徴を活かす使い方もあります。ユーザーに対しクイズや質問を問いかけてスタンプで回答を促せば、ユーザー参加型の楽しい企画となりますし、別ページに正解を記載すれば、企業が見て欲しいリンク先に誘導することも可能です。

 

※次回は、「集客に役立つ「基本機能」「便利機能」の8つの機能 ②簡単な問合せ対応の手間を削減できる「AI応答メッセージ」ついてご紹介していきます。
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