まずはマーケティングとブランドマーケティングの「発想の起点」の違いです。
これが、「ブランドとは何か?ブランディングとは何か?」に対する答えです。

 

①発想の起点の違い

1.マーケティング:
「自社の商品の特徴は何か?どの特徴を打ち出すべきか?」

2.ブランディング:
「生活者のどのような感情を揺さぶり、どのような感情移入を形創っていくべきか?」

 

マーケティングでは、発想の起点が「企業目線」になっているのに対して、ブランドマーケティングでは、発想の起点が「生活者目線」になっていることにお気づき頂けたでしょうか?

 

繰り返しになるが、生活者にとってみれば主役は「自分が実現したい、より良いライフスタイル」であり、あなたの商品は生活者にとって脇役に過ぎません。

 

「自社の商品の特徴は何か?」は商品を主役にした発想であり、その発想のままブランドマーケティングを進めようとしても、残念ながら生活者からの感情移入を勝ち取ることはできません。

 

次回は、「マーケティングとブランドマーケティングの違い②:「生活者の捉え方」についてお話させて頂きます。
皆さん、是非、「甲田久信のコンテンツマーケティング」セミナーに参加して、誰も知らないコンテンツマーケティングで、価格競争やライバル企業に差をつけよう!