アメリカで開催されたコンテンツマーケティング研修会「インテリジェントコンテンツ」を学んで来ました。

「インテリジェントコンテンツ」とは、コンテンツの受け取り方が多様化し今まで以上にいろいろなデバイスや媒体で消費されるようになった現状に対応するためのフレキシブルなコンテンツづくりの考え方です。

 

アメリカでは非常に注目度が高まっており、2015年9月に開催された世界最大級のコンテンツマーケティングイベントContent Marketing Worldでもセッションの一つとしてこの考え方が取り上げられていました。

 

今回はこのセッション「Creating Digital Content Factory:Getting Started with Intelligent Content(デジタルコンテンツ組み立て工場を立ち上げ、インテリジェントコンテンツをはじめよう)」と題するセッションの内容をご紹介します。

 

タイトルは「コンテンツマーケティングの取り組みにおいて、もっと効率化したいこと」。

 

講師は、投資した時間とコストの25%が無駄になっているのではないか、と問題提起を行ったうえで、その解決方法として「Content Factory(コンテンツ組み立て工場)」という考え方を提案しました。

 

「Content Factory(コンテンツ組み立て工場)」とは一つのコンテンツをあらかじめ目的をもたせたパーツに分解・分類しておき、媒体やデバイスなどに応じて自動的に組み合わせて瞬時に再構築できる仕組み(=組み立て工場)。

 

この仕組みにより各々のコンテンツが様々な用途に応じて自動的に組み替えられ、デバイスごとのコンテンツ再編集が効率化できるというわけです。こういった最適化の時間を短縮することができれば、新たなコンテンツ制作にその分のリソースを注ぐことができるという訳です。

 

次回は、「インテリジェントコンテンツが持つ5大要素とは?」についてお話させて頂きます。

 

皆さん、是非、「甲田久信のコンテンツマーケティング」セミナーに参加して、誰も知らないコンテンツマーケティングで、価格競争やライバル企業に差をつけよう!