「兵庫県の問題について」

 現在調査中ということなので、ことの真相はまだわかりませんが、ざっと報道を見た限りでは、おねだりハラスメントの内容よりも、権力を振りかざして内部告発者を処分したことが最悪であり、なおかつ、組織内で内部告発者が保護されなかったことが最大の問題であったと推察いたします。

 

 

私は日頃、インターネットを頻繁に利用しておりますが、近年、偶然にも、ハラスメントやマウントのご相談を見かける頻度が増えています。裏サイトではなく、ユーチューブとか、ネット上の一般相談窓口に上がっておりますが、小さなハラスメント相談とはいえ、実に多くの方々が悶々とお悩みを抱えておられるようです。職場の人間関係だけでなく、親族、ママ友グループ、隣人、芸事の師弟関係などの相談も少なくなく、なるほどと想います。いずれも、相談者は若い世代の方が多いようです。

 


私が若い頃、恩師から教わったことのひとつに「師が傲慢なら逃げろ」があります

(キリスト教カトリックのメルクマールです)

 

私はこの言葉を胸に、師であろうがなかろうが、傲慢な人とは関わらないようにしてきました。

 

「逃げる」「無視」は悪いことではないと、仏教の僧侶もおしゃっておられています。

 

今、人間関係に悩んでいらっしゃる方は、我慢せず、逃げていいのです。

 

それから告発するならするでよし、とにかく犠牲になってはなりません。

 

ご自身の身の安全は確保してください。

 

 

サーチ通報者の権利を守るべく、法の整備は急務です

 

 

 

 

 

私の経験談…真顔

私は上司には恵まれたので、内部告発するようなことはありませんでしたが、仕事以外の場面で、消費者あるいは利用者という立場で不利益を被り、外部通報したことはあります。事前に慎重にリサーチした上で所管の省庁にも確認することで、ほぼ解決に至っておりますが、さらなるハラスメントを受けたこともあります。一つは、脅すような文言があるFax文書を自宅に送り続けられました。直ちに警察に相談し、動いていただきました。他にも、ストーキングされたこともあります。

外部通報や苦情を上げる際の私の条件としては、被った被害を証明できること、通報が公益になること、訴訟になったとしても勝つ自信と覚悟があることです。公的に通報することが情報提供になり、同じような被害にあっている方が複数いらしたら調査に動くと思います。