一昨日の大雨により、土砂崩れの被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

 

さて、今日で水無月も終わりです。

 

都知事選が目前ということもあり、世の中落ち着かないご様子です。

 

私はここ連日、東京大学授業料値上げに関するブログ記事*を書いていたので、久しぶりに頭も目も疲れました。文科省の議事録は行間狭く文字多く、それも普段考えてもいないことばかりで、読解しようにも時間がかります。

ざっと読ませていただいて(150万円値上げご提案の他に)驚いたことは、1990年以降、私立大学と公立大学の数が急増し供給過剰になり、少子化で18歳人口が半分に減少した2023年でも、1.6倍の大学が現存しているということです(リクルート委員のご報告)。おそらく900校前後はあるのでしょうか。その影響もあり、文科省の負担が膨み、その皺寄せが国立大学にも及んでいるのかしらと、ちらと思いました。

私立・公立大学の経営は、供給過剰、少子化、物価高騰、雇用の不安定により、今後ますます悪化することは目に見えています。文科省で生き残り策を議論してもどうなることやら…

どの大学も、学費を上げたところで一時的に黒字になるだけで、根本的な解決にはならず…

ただ、国立大学、特に東京大学の財務上の不調和(資金不足)の主たる要因は、国の運営交付金削減策にあると私は思っています。また時間がある時に議事録を見てみましょう。

 

 

ということで、小難しい話は脇に置き、香りのよい赤紫蘇仕事のご報告。

 

 

こちらは赤紫蘇の葉っぱ、梅干しに入れる赤紫蘇の準備をしています。

 

赤紫蘇の香りと鮮やかな色に癒されます。

 

この赤紫蘇、実は栄養価が高く、ジメジメする梅雨、さらに猛暑を乗り切る健康効果は高いと言われております。

 

赤紫蘇はそんなに好物ではなかった私が、今年はいつになく美味しく感じています。

 

なぜかといえば、赤紫蘇にはアレルギー症状を抑え、抗菌作用もあり、皮膚・粘膜を守り、疲労回復の効果もあるのです。目の周りが陽射しに敏感、虫やダニにも弱く、汗をかくだけでもアレルギーぽくなる私には、赤紫蘇は救世のハーブであると知りました。だから、今の季節に必要なのですね。そんなに好きでもないものを欲するということは、身体が自己治癒のために求めているということなのかもしれませんね。

 

 

さっそく、赤紫蘇、新鮮な茄子、きゅうり、みょうが、新生姜、塩だけ本格柴漬に挑戦です。

 

 

 

レシピでは2週間常温保存とありますが、3日でこんなに乳酸発酵しています。

 

 

 

昨年は失敗しているので、6日で常温発酵は諦め、冷蔵庫保存へ

 

 

 

結構、美味しくできました。なかなかいけるOK

 

 

 

 

 

柴漬と同じ新鮮なお野菜を赤梅酢とみりんで漬けてみました。**

これからの暑い季節、サラダ感覚でいただけます。

 

 

今年の夏もかなりの酷暑になる予報です。

 

 

 

暑いとつい冷たい飲物や氷、アイスクリームをいただいてしまいますが、確実に身体は冷え、免疫力は低下、秋にはぎっくり腰や腰痛となって現れます。

 

その対策として、昨日、新生姜の甘酢漬けを作りました。

赤色は赤紫蘇梅酢です。**

冷蔵庫で半年持つというので、お寿司やご飯のおとも、ジンジャーエールにしていただきます。

 

 

 

 

昨夏は、本格的冷や汁にはまりましたが、鯵や味噌を焼くのに直火を使い、ほぐしたり、胡麻を挽いたり、思いのほか大変で、汗だくでした(キッチンにエアコンの冷風は届かない…)。

 

この夏は、ドイツやフランスのご家庭に倣い、手間も時間もエネルギーも使う直火料理はなるべく控え、あっさり涼しく、かつ身体が冷えないヘルシーな献立を増やそうと思っています。

 

梅干しや紫蘇、茗荷、生姜は活躍しますね。

 

 

赤紫蘇仕事の後は、どら焼きで休憩です。

 

 

 

こちら長野県安曇野市「開運堂」さんのどらやきは、長野産小麦で作られただけあって、とっても美味しい。小麦の違いがわかります。

 

 

 

  雨上がり 額紫陽花に 露の精 

 

 

それでは、梅雨の季節、お健やかにお過ごしください傘

 

 

注*

 

**Youtube/梅ボーイズのレシピ参照