昨日は終日、大雨でした。
さて、ネタ切れでもあるので、投稿ネタから#いま気になっていること#をひとつ書きたいと思います。
今、テレビやネットメディアの報道番組では「選挙」の話題で盛り上がりつつあり、私も注目しております。
私は日頃、インターネットでニュース*を見ていますが、注視していると、小さな疑問が沸いてきます(批判ではありません)。
その一つが、メディアに現れる解説者と称される人たちの肩書にあります。
*人様の正確なお名前と肩書を確認する習性が職歴上身に付いているためつい気になります*
なかには、現職の肩書があるのに、前職の肩書(役職)の名称がついている方が少なからずいらして、元○□社〇〇長、前〇〇○員、元〇〇○○官などと、その人のお顔の下に書かれてあります。在職期間が短い代議士でも元の肩書でコメントするなどご活躍です。
私のような一般人からすれば、Q.前職が肩書として通用するのか?…前職の肩書で物申してよろしいのか?…という素朴な疑問が浮かびます。
A.名誉職称号なら生涯付与で通用いたしますが、そうでないにしても、万人に“言論の自由” ”表現の自由”があるので、嘘ではない限り自由のようです…
このように過去の肩書が堂々と通用しているのは、日本の政治家とTV解説者だけかしら…
そう思っておりましたら、選挙の応援演説など、様々な場面で元〇〇の〇〇氏をお見かけするようになりました。TVでもネットでも、元〇〇、前〇〇という方々が熱いご意見やコメントを語られ、イキイキとご活躍でいらっしゃいます。しかもご発言がストレート(笑)
このように世間に対してご意見できる豊富なキャリアと知見をお持ちの方は、その能力をご活用し、どんどんと物申したらよろしいかと思います。生涯現役です!
*谷根千にある天眼寺(2017秋)
とはいえ、一般のサラリーマンや公務員は、前職の肩書を使用するなど考えられません。定年後も過去の肩書はほぼ通用しません。定年後お父さんの地域デビュー(ゆる友づくり)では、仕事・学歴・職歴・自慢・勧誘の話はタブーという説が一般的です。
専業主婦も重労働の割には、肩書にも経歴にもならず、PTAだってボランティア歴にもなりません。
稀にネット上または巷に、ご自分の肩書ではなく親が元〇〇○、家が〇〇などとご自分の肩書のように自慢げに吹聴する人が現れますが、怪しまれるだけです(怖) **
元〇〇、前〇〇、元〇〇の子孫であるとか、過去の肩書を差し出したところで、リアリティは感じられないということでしょう。
その違いはなにか…
先述のメディアでご活躍の方々は(タレント化した人除く)、社会性の高い専門性に特化しており、少なからず社会的影響力をお持ちのご職業(ご身分)であったということ、その上で、職業人として、また、ひとりの人間として声を上げ、立ち上がったことにあると思います。そのお声に共感された人たちが多くいらしたということですね。
しかしその後、マスメディアによって過去の肩書というレッテルを貼られることで、言論の幅が狭められてしまうことは勿体ないように思います(特にお若い方は)。
大事なことは、肩書でも、過去でもなく、今…
今、目の前に在る問題について、声を上げていくことが求められている時代なのだと思います。
選挙に行って、リーダーにふさわしいと思う人に投票することも、声をあげるひとつの選択ですね。
そんなことを想う今日この頃でした
肩書は 実力と実績が伴わなければ ただの仮面
上の写真は、湘南にある“大磯サービスエリア”女子トイレに生けられているお花です。
トイレ内は実にきれいで爽やか、利用者への気遣いが感じられます。
こちらの無名のスタッフさんの無言の心配りに感謝です
お読みくださりありがとうございます
*ネットでは各新聞社、YouTubeでは各TV局及びフリージャーナリストの報道番組が閲覧できます。
**私が知る限り、ご高名な名家・良家の御子女の方々は、お家やご家族のお話をすることはなく、礼節あり質素で謙虚です。
//追記//
元代議士・亀井静香氏87歳、リニア反対、神宮外苑再開発反対の想いを語る
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