前記事のハッシュタグ「静岡県」が本日7位、「政治家」が19位と上位に上がっていたので、今回は静岡県首長選の話題で続きます。皆様のお役に立てたら幸いです。

 

 

 

 

 5月26日(日)、注目の静岡県知事選が終わりました。

上川外務大臣の演説切り取り報道*が話題になったこともあり、私も関心を持って、この選挙の行方を見守りました。結果は以下の通り:

 

鈴木康友(無所属・新/元浜松市長・衆議院議員)72万8500票 当選  

大村慎一(無所属・新/静岡県元副知事・総務官僚) 65万1013票

 

両氏の一騎打ちと言われておりました。

 

各市区町別開票結果表/静岡新聞

浜松市では、鈴木氏が大村氏の3倍近くの票を獲得。

静岡市では、大村氏は鈴木氏の2倍の票を獲得。

政令都市以外の地域で1万票以上の大差で鈴木氏が勝利した市町は、磐田市、湖西市、掛川市、袋井市の4市。

それ以外の市町においては、ほぼ両氏の接戦でありました。

 

大村氏も小差であるものの東部・伊豆半島の市町でリードするなどご健闘されました。

 

立候補者の皆様たいへんお疲れ様でございました。

 

*NHK記者による選挙分析

 
 

静岡県は太平洋に面する東西155km、南北118km、7,777.43㎢の面積を有する、山と海に囲まれた横に長い県です。

新知事には“オール静岡”で頑張っていただきたいですね富士山

 

 

2024年後半は、日本全国、そして米国でも選挙の嵐が吹き荒れそうです。

 

 

*箱根への道中、十国峠からみえる富士山


 

注* 某通信社により上川大臣の応援演説が切り取られ誤訳で海外に発信されていたこと。

「この方=This person」が抜けており「うむ」は childbirth(出産)という単語が使われていました。this personとは大村氏を指すので、60歳の成人男性に対して生物学的なchildbirth(出産)では文章が通じません。誤訳です(その後 birthに訂正された)。「生む」や「うみの苦しみ」という言葉は聖書にでてくる比喩的表現です。元はヘブライ語、ギリシャ語、ラテン語で伝わったもので、意味が深く、難解です。特に聖書に馴染みがない日本人には難しい表現であったかと思います。

*ちなみに、朝日新聞英語版ではthis personを付けており、birthと訳されているとのこと。