年度末最後の月ということで、皆様も大変お忙しくお過ごしのこととお察しいたします
(うちも忙しい…)。
前回に続きまして、今の時期おすすめの観光イベントをご紹介したいと思います。
昨年の今頃、お花巡りで、伊豆・伊東にある小室山公園内「椿鑑賞会」を訪れました。
沢山の種類の椿が並び、人気コンテストもあり、椿への愛情を感じる鑑賞会でした。
どれもきれいでうっとり。
椿といえば、日本庭園にはなくてはならない花木であり、茶道では茶席にてもっともいけられる茶花です。
床の一輪の椿には、日本人の神仏を敬う心が共鳴するような美しさを感じます。
椿の花の前では、誰もが謙虚になるのではないかしら。
また、この椿園の成り立ちにも、素晴らしい物語がありました。
伊東市HPより一部抜粋いたします。
『1967年8月10日、「椿」が市の花木に制定されたことを受けて、伊東市では、市内各所で椿の植栽や苗の無料配布などを実施しました。また、市民の間から「椿の観光名所を」という要望があがってきたものの、実現には至らずにいました。
1972年に、市内の園芸農園家より椿の苗500本寄贈の申し入れがあり、「つばき園」建設にむかって弾みがつきました。1983年からつばき園の建設が開始され、その後「伊豆急行株式会社」からの多数の椿の寄贈もあり、関係者の熱意に支えられ着々と整備されていきました。
現在では、約1.5ヘクタールの園内に国内外の園芸品種を中心とした、「1,000種4,000本」の椿が植えられ、「種類・木の大きさ・花の咲く期間の長さ」では「日本一のつばき園」となっています。』
そのおかげなのか、鑑賞料は無料です。
椿の花言葉「控えめな素晴らしさ」そのものですね。
私個人的には有料でも観に行きたいと思っています。
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