今年も残すところ2ヶ月を切りました。

私たちも忙しくなりますので、体調管理には気をつけています。

 

 

さて、本日は一消費者としてお話しいたします。

皆様のご参考になれば幸いです。

 

9月末にAmazonプライム会員を解約しました。

アマゾンの会員登録はそのままです。高く評価しているAmazonプライムビデオは、今後も夫と一緒に夫のプライム会員で観賞いたします。

 

私はこれまで20年以上もAmazonを利用し、Amazonを頼りに生活していた部分が大いにあると言えます。多い時はほぼ毎日配達があるほど利用しておりました。発熱やギックリ腰などで買物に行けない時、コロナ禍の自粛時などは大変助かりました。まさに忙しく働く女性の味方ですニコニコ

 

Amazonは顧客満足度を高めることで急拡大・急成長し、日本国内でのAmazon利用者は90%超、街の商店に行くことは減り、町の本屋・商店街が相次いで閉店するなど、日本への影響は凄まじく、Amazonは日本の消費社会を大きく変えました。創始者はロケットで宇宙旅行に行くなど、未来をさきがけ最先端を行く大企業に成長しました。

 

順調に利益を上げてきたAmazonですが、最近は米国アマゾンが厳しい状況にあるとFACTA *は伝えています。なぜなら、米アマゾンのライバルとなる中国のネット通販サービスが米国で急成長、既に利用者が1億人を超えているとのこと。ニューヨークの女性会社員は「配送時間はアマゾンより長いけれど、急ぎでない商品はここでいい」といっているなど、インフレの中、このような消費者が増えているようです。つまり、スピードよりもコスパということなのでしょう。

 

ニューヨーカーの本音 「急ぎでないものはアマゾンで買わなくてもいい」 に私も同感、日々Amazon名の怪しいメール(フィッシング?)が頻繁に届く煩わしさもあり、それなら「アマゾンプライムを一旦やめてみよう!」という決断を下しました。

 

Amazonプライムを止めるのは実に簡単で、返金も直ぐでした。

それからというもの、自然に購買意欲が失せていきました(自然にです)。

 

料理に必要なものは近隣のスーパーにほぼ置いてあり、直に手にとって買うことの安心を実感しました。主な生活日用品はドラッグストアやショッピングセンター等で直に購入し、本はApple Bookで読むようになりました。緊急事態時は別にしても、今のところ、Amazonでしか買えないものは、お気に入りのエキストラバージンオリーブオイルだけ。


私がプライムを解約後、Amazonだけでなく、他のネットショッピングの利用も自然と減っていき、その結果、家計の節約に繋がりました。いかにこれまでAmazonに依存し、衝動的に無駄な買い物をしていたか…痛感いたします。

 

そのうえ、宅配業者のピンポンに速攻ダッシュで応答しなければならない義務感が減り、山積みだった段ボール箱が減り、その段ボールを畳むストレスも減りました。徐々にAmazonプライム生活から脱皮し、私自身は楽になり、開放された気分を味わっています。スピード最優先のAmazonプライム生活から、スピードを求めない生活にシフトしたことで、今の私に合った自然な生活のリズムを取り戻せたわけです。

 

スピードが加速する社会とは、グローバルな世界における戦闘体勢のようなものです 指差し

 

 

*バラはベランダ栽培、花瓶はクレマチスの丘で買ったもの

 

ブー

お次は、Amazonとは全く関係ない話になりますが、昨年中にどうしても揃えなければならない物がありました。初めての業界、初めての数軒のお店で、不慣れな買物をする羽目になり、その結果、不良品を買わされたり、まがい品(偽物)であったり、納期も無視されるという大変苦々しい体験をいたしました(値切りの要求は一切なし、言い値で購入)。夫も同行したお店が最も悪質だったので、夫婦で対策を考え、尻を捲られることも想定し、業者に文書を送り、一部は返金されたものの他にもまだ未解決な損失が残っています。

 

皆様のご参考になれば幸いですあせる

 

なにごとも頭で考えるよりも、五感で、直感で判断する方が安全かもしれません。

「えッハッ」と思うような不快な感情は、“避けろ” “相手にするな”逃げろ“ のサインだと思えてきました

 

必要なものであっても、心から欲しいと思えないもの、気に入ったわけではないものを無理して、妥協してまで「買わない」ことが賢明です。心から気に入ったもの、欲しくなったもの、それを気持ちよく買い物ができるお店に出逢うまでは、買わないこと 。自分自身に言い聞かせています。

 

 

*FACTA 11月号