梅に桜
そして、道々に色とりどりの花が迎えてくれる季節になりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
さて、先日、鎌倉五山のひとつ、浄妙寺に行って参りました。
鎌倉駅から徒歩30分(車では10分ほど)、県道204号線からちょっと脇に入り
閑静な浄明寺(地名)敷地の奥に御山に囲まれて御寺はございます。
こちらは、鎌倉時代、源頼朝に仕えた足利氏ゆかりの古刹ということです。
開山の退耕行勇は、頼朝や政子、実朝が帰依したという高僧で、
政子をはじめ、実朝の正室・西八条禅尼、北条義時の正室・伊賀の方の落飾を執り行った方であります。
*詳しくはこちら
とにかく庭園が美しい。
こちらはお花のお寺だそうで「花塚」がございます。
お花の命を大切に想う禅のこころですね。
こちらは御茶堂「喜泉庵」
↑この光は加工でなく自然な光です
御茶堂から拝見する枯山水。心が静かに洗われます。
お軸は「無心」子供のお顔も描かれています。
幼な子の心のように無心であれと、響きました。
お抹茶と上生菓子を戴くことができて感激です
大変おいしゅうございました🙏
こちらの浄妙寺でお抹茶をいただき、
私は若い頃に訪れた京都(大原)寂光院を想い出しました。
40年前になりますが、初めて、お寺でお抹茶をいただいたのが寂光院。
ご住職がお声をかけてくださり、お話もさせていただいた記憶がございます。
寂光院はもう一度行ってみたいお寺ですが、
こちらの浄妙寺も、また行きたいと思いました。
この浄妙寺には、石窯ガーデンテラスという人気のレストランもございます。
次回はランチを楽しみに、是非また行かせていただきます。
ご参考:鎌倉の情報誌かまくらいふ
以下、独り言…
コロナ禍以降、お花巡りを楽しんでおりますが、行く先々で、中年や高年齢のカップルを多くお見かけします。
どの世代のカップルも、穏やかに微笑み、仲良さそうです。
皆さん、そんなにお金をかけず、花見散策と写真撮影を楽しんでおられるようです。
一方、(私の印象では)女性だけのグループは、あまり見かけないような気がいたします。
コロナ前は、高年齢の女性群がキャッキャと賑やかなご様子や、そのようなご報告をよく耳にしておりましたが、
コロナ以降は人との付き合い方が変化したのでしょうか…
そういえば、女子おひとりソロ観光の方は、増えたかもしれません。
たまに、youtubeをみますと、世代問わず、ひとりでさくっと散策し、動画を撮ってアップしている女性が多いことに感心します。
youtubeなら収入も期待できて、一石二鳥でありますね。
また最近、若い世代の人たちの間では、マウントされることが悩みなのか、マウント対策とやらのサイトもよく目に飛び込んできます
なかには、人気youtuberが、マウントしてくる人物(自慢話・上から目線の発言・意地悪・攻撃など)を人格的に問題ある人と称して、その被害に合わない対応策を指南していたりと、随分と世の中は変わったものだと、驚きつつも感心しております。
コロナ禍で他人と距離を置くことに慣れたこともあり、より身近な夫や恋人、
あるいはひとりでいることを好み、それが気楽なのかもしれませんね
最後に一句
つれあいと 花見て笑て 歳忘る by teramachi
年度末の決算期で残業続きの方が多いと思われますが、くれぐれもお身体お大切に。