第36回東京信陵句会開催さる | 東京信陵会公式ブログ

第36回東京信陵句会開催さる



第36回東京信陵俳句クラブ句会開催さる

第36回句会は、2016年3月30日(水)13時半から東京信陵会館で16名の参加にて開催された。
今回の兼題は「春光」・「入学」。出席者互選による得票順位は、野地邦彦さん(大18)が20票で断トツの1位で吟醸酒をゲット、2位は吉田勉さん(大2)が13票、以下大沼卓郎さん(大7)9票3位、金澤伸典さん(大8)8票4位、上野浩さん(大8)が7票で5位。
今回のポイント、 俳号を用いるのは、世間的な身分は捨て何処の誰兵衛でもない・・という姿勢を示す事でもある。虚子は選句も俳句の道と言っている、各人の知見・全人格をもって選句に集中すべし。 最近は俳句の世界に女性が多くなったせいかまじめ一方の句が多い。本来俳句は諧謔が基本、“ますらお”振りを出したいもの。
他人のことを前面に出して読むのは難しいし感動させるのは尚困難、おせっかいで僭越になることもある。自分のことに置き換えて詠むのがよい。
旧会員の故市嶋純さんの奥様市嶋治子様より俳句クラブの全員に対して香典への返礼あり一同感謝。
次回は5月23日(月)兼題は、「衣替え」・「冷奴」。

今回の参加者は(敬称略)、吉田勉(大2)・山口由蔵(大2)・大沼卓郎(大7)・佐藤 廣(大7)・佐野 豊(大7)・ 田中松魚(大7)・中村俊夫(大7)・丸山利亀(大7)・吉田正浩(大7)・上野浩(大8)・金沢伸典(大8)、湯朝秀夫(大9)、林崎政行(欠席投句)・岩東詔彦(大14)・野地邦彦(大18)・安達知子(大19)及び湯浅康右(先生)

新人参加募集
 東京信陵俳句クラブは現在会員16名、奇数月に定例句会を開催しております。指導して下さる先生は大同生命におられた湯浅康右氏で、出席者は13‐15名なので3-4名の余席があります。 句会は渋谷の信陵会館で13時半~16時。 
退職して気持ちに隙間が出来てませんか?俳句は‘自分の心との会話‘’元気の出る妙薬‘です。貴方も俳句の材料を心の引き出しに沢山持っています。それを一定のルールで組み合せても俳句が出来ます。“俳句などこれまで縁がなかった”という方も歓迎ですので是非参加して下さい。 体験句会参加もOKです。詳しくは事務局にお電話下さい。
                       (文責 岩東詔彦 大14)