皆さんこんばんは。
アルト担当の日下(クサカ)です😀


最近、寒かったりそうでなかったり、気温が落ち着かない日々が続いてますね。
皆さま体調は崩されてませんか?
クリスマスやらなんやらで予定がぎっしりだと思いますので、体調にはお気をつけてお過ごしくださいね。



さてさて、今回わたしがご紹介するのはこちら!(ジャンっ!)






スウィンギング・バッハ〜!(イェーーーイッ!👏👏)



これ、ご存知の方はどれくらいいるのでしょうか?
僕は日本ではあまり知られていないと勝手に思ってるんですけど、意外とみんな知ってるのかな🤔


まぁ、なにこれって方もいらっしゃると思うので軽く詳細を説明しますね。


こちらは、2000年6月にドイツの大作曲家J.S.バッハの没後250年を記念して、ライプツィヒのマルクト広場で開催されたコンサートです!
しかもこのコンサート、題名の通り、クラシック音楽であるバッハの作品たちを「スウィンギング(swinging)」させて、つまり、ジャズアレンジしてお届けしてしまうというなんともクレイジーなコンサート😮

キングスシンガーズやジャックルーシェトリオらによって、バッハの名曲がスウィングしちゃうんです。


と、まぁ言葉で説明されてもわかりにくいかと思うので、とりあえずYouTube貼りますね。








どうですか?
イカしてるでしょ!?
バッハの曲を知らない人からしたら、ただのかっこいいジャズですよね。笑
でも、このオリジナルの旋律は全てバッハによって作曲されたものなんですよ。


クラシック音楽の国ドイツ、形式重要視で頭の固そうなドイツ(超偏見)が、自国の大クラシック作曲家の名曲をこんな風にアレンジしちゃうんですよ!?



この動画を見て僕は、ドイツの音楽文化に対するイメージがガラリと変わりました。


頭が固いだなんてとんでもない。


むしろ音楽に対して常に探究心と遊び心があって、他のどの国よりもずっと柔軟な感覚を持っているんです。



マジで度肝を抜かれました。



そこからは、このコンサートの模様をYouTubeで調べて漁って、もう夢中。


世界で活躍するクラシック・ジャズ両界の名プレイヤーたちが一堂に会して、それぞれの持ち味を遺憾なく発揮しながら、大バッハを全員で讃えるわけです。


そりゃぁもう、感動の連続。


全てのプレイヤーが本当に素晴らしいパフォーマンスをするんですからね。



そんな名パフォーマンスの中でも、僕が特に衝撃を受けたシーンがこちら。









ヤバくないですか?笑



アメリカのジャズシンガー、ボビー・マクファーリンによるパフォーマンス。
いや、正確に言えば、ボビー・マクファーリンとドイツ国民によるパフォーマンス。


バッハが作曲した「平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番」を伴奏として使用し、フランスの作曲家C.グノーがその上にメロディーをつけたという「アヴェ・マリア」。

この2人の名作曲家による時代を超えた共作を、ボビー・マクファーリンはその会場に来ていた聴衆を巻き込んで一緒に演奏してみせるのです!!!


ボビーが伴奏(バッハによる)、聴衆がメロディー(グノー)といった形で。


しかもボビー、シンガーですから。シンガー。
伴奏を「弾く」んじゃなくて「歌う」んですよ。
恐ろしいテクニックです。



マルクト広場が、ボビーの声と聴衆の声で満たされるこの数分間は、まさに鳥肌もの。初めて聴いた時は、その美しさのあまり、自然と涙が流れました。

「メロディーわかるだろ?みんな歌ってくれよ」というボビーのフリに即座に応えられる、ドイツ国民の文化レベルの高さにも本当に驚かされます。

 

このシーンは、僕がこれまでに見た多くの演奏動画の中でもダントツで感動した名シーンです。



そんなワクワクや感動がぎっっっしり詰まった「スウィンギング・バッハ」。
Amazon等のネット通販で購入が可能です。(Amazonの回し者ではないです。笑)


これは本当に観る価値のある素晴らしいコンサートなので、まだご覧になっていない方々は、ぜひ観てみてください!
音楽の楽しみ方、捉え方が大きく変わるはずです!



ということで今回は、僕の大好きな、ドイツのクレイジーなコンサートを一つご紹介させていただきました!



最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!



以上、クサカでした〜🎷