名曲を語れ!のコーナーがやってまいりました。本日の担当はわたくし、上原がお送りしております。

ひと口に名曲と言っても選べないほどありますが、今回は、私が大学入学当時に毎日聴いていたこの曲を紹介します。


コダーイのチェロソナタ Op.8です。(演奏者はJ.シュタルケル!)
チェロ一本でこんなにできるの!?という驚きもさることながら、曲の持つ厳しさ格好良さがたまりません。
入学してすぐこの曲を知り、AmazonでCDを注文したのを覚えています。毎朝聴いて(いい曲だ…)としみじみ思いながら学校に行っていました。
残念ながら演奏者のシュタルケル氏は2013年に亡くなってしまっていたのですが、できることなら生演奏で聴きたかった曲の一つです。本当に残念。


われわれサックス奏者がコダーイといえば、《ハーリ・ヤーノシュ》組曲ですね。4曲目のナポレオンが逃げ帰るシーンに、アルトサックスの長いソロがあります。どちらかといえば滑稽というかシニカルというか…そんな使われ方をしています。そちらも聴いてみてくださいませ。

眉唾ですが、以前先生からJ-M.ロンデックスがコダーイに曲を委嘱したとかしないとか、そんな話を聞きました。本当だとしたら(実現していないので)残念だなあと思います。サックスは何というか、こういう所でタイミングの悪い楽器なのです。(プーランクだったりラヴェルだったり…)


何だか脱線してしまいましたが以上で終わります。みんなハンガリー行こうな!!