「指揮者ってやっぱり聴く音楽もクラシックばっかりなんでしょ?」と、よく聞かれる。

「べらんめぇ!んなことあるかい、俺はな…!俺は……マッキーが大好きなんじゃい!!!」


竹内さん、今回のテーマは名曲・名盤です。好きな曲紹介してくださいね。と団長から言われ、あれこれ考えた。

小澤征爾、マーカス・ロバーツ・トリオ、ベルリン・フィルのガーシュウィンが良いとか、クライバー、バイエルンのベートーヴェンとか、アルゲリッチのラヴェルピアコン、ホロヴィッツのショパン……枚挙に遑がないが、でもやっぱりここはクラシックを離れて僕が一番好きなアーティスト、槇原敬之さんについてお話させて頂こうと思う。



時は遡る。2004年、竹内少年が10歳のときである。家族で北海道旅行に行った時の話。

叔母が持ってきた1枚のCD「SMILING~THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA」を車内でかけ始めた。


北海道旅行は移動時間が本当に長い。嫌でも車にいる時間が殆どになるのだが、その中でずーっとかかっていた。

これまでクラシックしか聴いてこなく、J-POPもSMAPの「夜空ノムコウ」くらいしか知らなかった竹内少年にはあまりにも斬新すぎた。

「あぁ、この曲好きだなぁ」の連続。焼肉いって、そのあとラーメンとチャーハン食べて、帰りにスパゲティ食べて帰ったら家にホールケーキもあって幸せいっぱい。(竹内はよく食べるのです)


その日からマッキーに夢中になった。
北海道旅行の内容はよく覚えていない。



小学校の休み時間になればマッキーを大熱唱する。そんな小学生だった。思えば授業中も歌ってた。ごめんなさい。

付き合ったことはおろか恋もしたことがない小学生が「もう恋なんてしない」を熱唱する日々。
その意味を本当に理解する日が来るのは、また別のお話なのだが。


さて、本題に戻ろう。「名曲・名演」を紹介しなければならないので、今回は僕がおすすめするマッキーの名曲を余すことなく(は、日本国憲法くらい長くなってしまうので)、ほどよく紹介させて頂きたい。


マッキーの曲は、主に「ライフソング」と「ラブソング」の2つに分けられる。そこにもうひとつ僕は「ネタ曲」もいれてご紹介しよう。マッキーはとても歌詞が良いので、最初に見たあと聴くのも楽しみ方のひとつ。


まずは「ライフソング」枠。


「僕が一番欲しかったもの」


僕が一番好きな曲。目に見えるものよりも目に見えないものの方が遥かに多くて、そして大切なのかもしれない(急に真面目)。


「ビオラは歌う」


ビオラは歌うビオラは歌う
270円
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歌詞

「みんなのうた」のために作られた曲。
目立ってなくても実は大切なんだよということなんだけど、ビオラが目立つ曲は沢山あります。悪しからず。また間奏の須田祥子さんのヴィオラソロが素敵なんだなぁ。


「濡れひよこ」

濡れひよこ濡れひよこ
250円
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歌詞

辛い時に聴く曲第一位。何度この曲に助けられたか分からないくらい。ずっと後ろでぴよぴよいってるのが可愛すぎ。ちゃんと乾かしてから寝れば元のひよこ。




次は「ラブソング」枠~

「ANSWER」


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歌詞

とりあえず最後まで聴いてくれれば。Cメロからのサビで号泣。文句なしの名曲。



「LOVE LETTER」

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歌詞


成就しない恋…。マッキーはCメロが至高。


「Darling」

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歌詞

成就しまくってる恋。言い回しは昭和(失礼)なんだけどなんだこの甘酸っぱいリア充たちは。幸せになれるかどうかは人によります。




最後に「ネタ曲」。なぜこの曲作ったの?切実に聞きたい。


「印度式」

印度式印度式
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歌詞

なぜこの曲作ったの?オブザセンチュリー。
毛深い男が悩む曲です。ちなみに2番はデブが悩む。



「まだ生きてるよ」


歌詞

「槇原敬之死亡説」が巷で流れた時に作った曲。スパイスが効きすぎてる。「うっ!吐きそう!でも飲んじゃった!!」で腹筋が崩壊。



……ということで、本当はもっともっとオススメしたいのだが、あまり長いと次の直哉さんが困るからここらへんでスマホを置こうと思う。ちょっとでもマッキーの魅力が伝われば幸いである。


あ、ワーズアンドミュージックさん、お願いですからコンサートで指揮振らせてください。なんでもやります!(笑)



以上、おさらばだ!!


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