昨日、東京タワーの天の川イルミネーション について、
ご紹介しました。
詳しくはこちら → ★
東京をテーマにしたブログを始めようと決めたときから、
ずっと書きたいと思っていた、東京タワー。
久しぶりに行ってみたら、やっぱり良かった、です。
スカイツリーが注目を集める今日この頃ですが、
だからこそ、みなさんにもオススメしたい!
東京タワーに行こう!
…ということで、天の川イルミネーション以外にも、
東京タワーについて、
もう少し詳しくご紹介してみようと思います。
まず今回は、東京タワーのプロフィールを。
◆正式名称 日本電波塔 (愛称:東京タワー)
◆生年月日 1958(昭和33)年12月23日生まれ
◆身長 333メートル
◆職業 総合電波塔
★東京タワーは何のために建てられたの?
東京のシンボル・東京タワーですが、
観光スポットとして造られたわけでは、ありません。
東京タワーのお仕事は、総合電波塔。
昭和30年代、テレビの普及に伴って、
関東エリア半径100km圏内の電波をカバーする
電波塔として建てられたのです。
現在もバリッバリの現役。
アナログテレビ放送のアンテナのほか、
地上デジタル放送のアンテナ、
FMラジオのアンテナなどのある、
集約電波塔です。
電波塔以外のお仕事もしています。
高さを生かして、東京都環境局の、
風向風速計、温度計、硫黄酸化物測定器などが、
高度別に取り付けられていて、
大気汚染の測定などに役立てられているのだそう。
また、大地震を想定して、
東京圏を運行する列車に緊急停止信号を発射するために、
JR東日本の防護無線用アンテナ(災害用非常通報装置)も
取り付けられています。
★高さ333mなのは、昭和33年に建てられたから?
↑のプロフィールを見て、そう思ったヒトも多いのでは?
私もそのひとりです。
でも、残念なことに、誕生年と高さはまったく関係ない、
単なる偶然、なのだそう。
最初は、380mで計画されていましたが、
アンテナの揺れを極力防ぐことや、予算などを考慮して、
333mに落ち着いたのだとか。
当時世界一の高さだった
エッフェル塔の高さ(320m)を意識して、
それ以上の高さを!、という面はあったのだそう。
★東京タワーの名付け親は?
「東京タワー」という愛称は、一般公募で決められました。
応募総数8万6269通。
そのうちで、「東京タワー」という名前での応募は
223通だったとか。
★なぜ赤と白に塗られているの?
「赤と白」と思われていますが、
「赤」ではなくて、黄赤(インターナショナルオレンジ)。
色や塗りわけかたは、航空法で細かく決められている
ので、勝手に変えることはできないのだとか。
構想時には、「黄色と黒」「緑」というアイデアも
あったのだそう。
そんな色の東京タワー、ちょっと見てみたい気がします。
★東京タワーに展望台はいくつあるの?
地上から150mのところに、大展望台、
地上から250mのところに、特別展望台があります。
建設当時、特別展望台は公開されていませんでした。
テレビ関係者の作業や、アンテナの整備に使われいた
スペースを、昭和42年に一般公開したのだそう。
大展望台は1階と2階に分かれていて、
階段で自由に行き来できます。
特別展望台へは、大展望台からエレベータで上がります。
特別展望台の面積は、
大展望台(1階と2階合わせて)の約12分の1。
エレベーターは1台しかありません。
そのため、入場制限をしていたり、
待ち時間がある場合もあるので、
注意が必要です。
現在、大展望台1階で、
天の川イルミネーション を見ることができます。
期間限定で7月11日(日)まで。
詳しくはこちら → ★
ちなみに。
東京タワーは約4000トンの鉄でできているそう。
その中には、アメリカが朝鮮戦争で使用した
戦車が含まれているのだとか。
昭和30年代、産業が発展してきたといはいえ、
まだ復興途上にあった日本と、
本国まで戦車を持ち帰る費用が負担だった
アメリカとの思惑が一致した、というところでしょうか。
約50年前の日本は、大量の鉄を調達するのが
たいへんな状況だったのですね…
いかがでしたか?
私は、いままで知らなかったことがたくさんありました。
次回は、東京タワーの展望台をレポートしますね。
※↑の情報は2010年6月現在のものです。
興味をもっていただけましたら、関連の日記も、ぜひ。
・東京タワー・プチ情報NO.1 大展望台に好きな曲&メッセージを流そう!
・東京タワー・プチ情報NO.2 外階段で東京タワーに昇れる?
東京タワー公式サイトはこちら → ★
(こちらよくできてます! おもしろい! オススメ!)