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今回初めて読まれる方は
こちらから読まれたほうが何かとよろしいかと











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ありゃりゃ、
いつの間にかライブはおろか
ゴールデンウィークさえ終わってしまってるぅ!


仕事と休みとごった返す毎日で
このシリーズを何とか更新したいと思ってましたが
なかなか、更新出来ず……

と、いうか、これ誰か待ってたんかな?(笑)

過疎ブログですから
下手すりゃ一人も読んでない日もあるらしく…

まあ、とりあえずは誰かが読んでくれると信じて
続き書きます。






♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪








本編終了して
会場がしばしの休息に入ってざわつくさなか
私と友は席を立つ事はせずそれまでの感想を語り合った

ライブの真っ最中なので
そりゃあ感激ingだから私は

超絶かっちょえ~!

しか、話してない気がする(笑)


ほんと、語彙の貧困さが恥ずかしい。
これが50歳が見えてきた大人の発言なのだ。

しかし、他が出てこないのも事実なのだ。


かっちょえ~のは、もはや当たり前


超絶ですよ

超絶かっちょえ~んですよ(笑)

若い時もかっちょよかったんですが
今は年齢を重ねた人生の光の糸をまとった姿が
同じく年齢を重ねた我らの琴線に触れるんですね

もう、何を書いても伝えきれないわ

己の文章表現の稚拙さを後悔しております。



と、うだうだ友と語ってると
前方から歓声がわき照明が輝き出した

アンコールナンバーの始まりである。


私は飛び切りの明るい曲でスタートするものと
勝手に予想していたからこの始まりは
ある意味完全に裏切られた。



24 アジアの風 青空 祈り part1 風
25                                       part2 青空
26                                       part3 祈り


この3部作は、もちろん楽曲としても
大変重いし
繋がりという意味でもそれぞれを単独で演奏するのと
継続して演奏するのとではまるで印象が変わるのは
今さら語るまでもないが

それを本編の
例えば最後あたりではなく
このアンコールの初っ端に持ってきた事を
私は重視したい。

この楽曲たちは省吾のパワーソングの中でも
最新という事もあるが
1番時勢をえぐった曲達と思う。

青空の演奏中で見られるアニメーションも含めて
この楽曲達は
表現者が1番伝えたいモノが入ってると思う

あの光の
あの高波の犠牲者への鎮魂

走り出す
飛び出す者へのいたわり

指導者などに代表される
己の視線を遮る者達への怒り

これらはやはり
今回のアニバーサリーツアーでも
省吾さんが伝えたかったものだと思う

一度感情をリセットし
改めて今から始まる未来へのスタートの時と
ライブのアンコールのスタートとが
シンクロするこの演出は
楽曲達の力をさらに倍増させたと思う。


まるで交響曲のような楽曲達の
省吾さんの想いを
私を含めてあの場所にいた人は
心奥に留めたはずである




27 誓い






実はこの曲だけはやって欲しくはなかった

個人的な出来事だが
前にも触れたように私は中止になった直後に
友を亡くしている。

あれ以来、J. BOY のアニバーサリー版も
年内は聴く心境になれず
つい最近聴いたり見たりしたくらいだ

そんな中でもこの誓いだけは聴くのを避けてきた

今この歌詞を聴くにはまだ心の準備が出来ていない

どう頑張ってもこの歌を聴いたら
亡き友を思い出して
涙が止まらなくなるのがわかっているから

だからアジア3部作のあと
このまま終われと実は思っていた

だが
誓いのイントロが始まった時
私は覚悟を決めた

今この時から
吹っ切ろうと。

忘れるのではもちろんない
忘れる訳がない

だが
悪い意味で心に遺すのはやめよう
笑顔で生きる為に。


だから
この曲を省吾さんが歌っている間
涙が止まらなかったけど
拭うのはやめた

この涙が彼への鎮魂の証
そして生きていく私の誓い

なんとなくけじめがつけられた気がする時間でした




♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪









誓い
で一度、場が閉まり
舞台から去っていく姿を見て
会場は一段と熱気が爆発する。



28 こんな夜は I miss you 

事実上のアカペラで進行する時間空間
ほんと省吾の曲のコーラスワークは素晴らしいと思う
自然と笑顔で観客たちも歌うこのメロディーは
やはりメロディーメーカー浜田省吾の真骨頂である

29 光と影の季節

この曲も省吾とファンとの
繋がりの深さから生まれた曲だと思う
サビのWow Wow ~を観客全員で歌うあの瞬間は
何回体験してもこの空間にいる事への喜びを感じる

ほんと、逢いたくて戻ってきたんだよぉ~、俺たちも!



30 I am a father 


今回のライブ
いつか浜田省吾のライブを
見せてあげたいと思ってた仲間と行く事が出来たんだが
その彼が大好きなナンバーの1つ

彼自身ももう成人した息子達の父親であるが
おそらくは子育てに苦労した事もあっただろう

彼自身が若くして結婚し子供を授かったから
私なんかは正直大きなお世話ながら心配していた

だがいまとなっては
彼が1番家族を愛して
1番闘い抜いてきた戦士となった

その彼がアンコールが進み
もうこの曲はやらないのかなあと思ってた時に
あの曲初のコーラスが始まって
彼は感動したらしい。

そりゃあ感激だよね。

父親だけでなく
家族の歌

そう省吾さんが語るビートが心地よいロックナンバー







♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪








2回のアンコールがこれで終わり
そろそろおそらくは帰りの電車等々の理由で
会場を去る人達も出だした

あ、そうか
平日だったんだ

明日も仕事があり帰らなければならない
そんな人達もたくさんいた事だろう


そんな彼らへの惜別の如く
3回目のアンコールは


31 家路

ピアノの哀しげな
でも誇りを、決意を感じさせるイントロが
このライブの終幕へのカウントダウン

そうどこかで観客全員が思っていた

解き放たれた感情は
頬を伝う涙か
カラダを覆う汗か
胸の中で育つ想いか

とにかく別れの時が近づいてる

そんな中で省吾が歌う



どんなに遠くても
たどりついてみせる



こんな命の燃焼の表現を
私は彼の先にも後にも知らない


省吾ファンにとって
大切に大切にしてきたナンバー



これで大団円となっても悔いなどない

いや
もう充分である

最高に素晴らしい演奏、歌、演出。

ありがとう省吾…








♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪










と、思っていたんだが

これで終わりと思っていたんだが。






終わりのアナウンスはない。

まだ
舞台は主役を待っている

そんな声がステージから聞こえる



そうすると、なんと
省吾がまたまたまた還ってきてくれたのだ


32 サイドシートの影

を弾き語りながら。

この曲を弾き語りで聴いたのは初めてである
なぜにこの曲を歌ったのかは正直わからないが
今はいない人達への想いからなのか
とてもせつなくそして感情が伝わる熱い想いは
心に届きました

そして
本当に最後の
今公演、ラストナンバーは


33 ラストダンス


ミラーボールが会場全体を照らし
省吾との最後の時間を惜しみながら
観客全員で歌うラストダンス

何回も聴いたし
何回も歌ったのに
このラストダンス
最後の大合唱は心震えて涙が止まらなくなった

福岡のライブの
今ツアーの
正真正銘最後の演出は
何の小細工のない
ファンの熱い想いを込めた大合唱だったのだ












♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪







こうして全4時間に渡る
浜田省吾のライブが終わる


余韻と
少しの寂しさと
肉体的な疲労とのカクテルは

音楽の力の答えだ


この力が
これからのそれぞれの人生の糧になるはず



今度逢う時は
どんな貴方になっているのでしょう
今度逢う時は
どんな私になっているのでしょう

でも元気で
また必ず再会しましょう


この省吾の言葉を最後に
このブログを閉めます

拙い文章なのに
最後まで読んでいただきありがとう