Jardin de Karl


この画像は、昨年の私の誕生日(7月31日)に、週末をよく過ごす田舎の友人の家の隣人で、これまた友人である、フラワーデザイナーのKarlの庭で撮ったものです。

私のさんじゅう・うん歳の誕生日のために、日本にも時折、講演のために来日したり、日本の雑誌にも取り上げられている、カールとフランスでの母のような存在だった、ヴェロニックが素敵な誕生パーテイーをオーガナイズしてくれたのです。

ところで、写真なかなかキレイに撮れているでしょ!

私は、写真は鑑賞するだけじゃなく、撮るのも子供の頃から大好きなんです。

パリでひととき、プロのフォトグラファーになろうかと思ったコトもあったくらい。

オブジェやアクセを撮影するのも得意です。

日本にコンランショップをフランチャイズ契約で持っていくときも、日本のコンラン・スタッフのためと輸入税関手続きのために、数千点に及ぶ全商品アイテムデータを作成しなければならなかったので、
1週間ほどかけて、数千点のパリのショップ内の商品の撮影をひたすら行ったことがありました。

カメラのリチウム電池なぞ、もう何本交換したのか。。。

そんな経験もあり、どうやったら美しく撮れるか、光の射し方とか、フレミングなど、あれこれ試しながら覚えていきました。

ところで、話は変わって、ここ数日、フランスにも熱波到来で、非常に暑いようです。

一昨年前の猛暑は、私ももちろん体験しているので、よく分かりますが、パリの石造りの建物って、あまりに暑い日が続くと、建物全体がオーブン状態になってしまうのですよ。

だから、日中に吸収した熱が夜になっても残っていて、暑くて、暑くて、それは大変なんです。

特に、パリの一般的なアパルトマンで、クーラー完備していることなんてめったにありませんからね。

いくら日本よりも湿度が低いといっても、40度近い暑さの中で、クーラーなしは、なんだかサウナの気分です。

私も、水風呂に入ったり、霧吹きでベッド自体を濡らしたり、就寝するのにいろいろな手段を使ってみました。

こんな感じなので、お年寄りや体の弱い方たちには非常に堪えますよね~。

今年も、すでにフランス政府は、Plan Canicule【猛暑対策】を発令して、老人ホームや医療施設でのクーラー設置を義務づけたり、一人暮らしのお年寄りを隔離させないよう、自治体では、毎日顔を合わせる郵便配達員や地元のカフェ店主などが、いつでもお年寄りと連絡がとれるような対策案などを検討しているようです。

日本でも東京のような大都市で、こんな心遣いがあったら、本当はいいのにね。

どうでしょうか?