アメリカで暮らすには必須なもの、

 

 

Social Security Number

ソーシャルセキュリティナンバー

(以下、SSNと略させていただきます)

 

ついに!

やっと!

 

申請に行ってきました!

 

本来であれば直接行って、順番待ちして申請するもののようですが、

コロナ以来、予約制となり、

事前に申請書をプリントアウトし、記載、電話でアポイントを取り、

当日の予約時間に合わせて出向かうことになりました。

 

私が住む地域だと、申請するオフィスはTrentonという町にあり、

車で15〜20分という距離になります。

 

 

なんとなんと、

事前に夫の会社の人から、

あまり治安がいいとは言えない場所なので、日本人がそこに行くには、

自力運転じゃなく、タクシーかUberがいいよ

と言われ、事前にUberを予約しました。

 

それが当日、時間になってもUberが来ず、

Uberのアプリから確認したら、なんと予約した車がマップの出発地点から全く動かず、

電話をしても「電波の届かない場所にいる」との音声が流れました。

 

因みに、運転手がインド系の女性でした。

 

車を擦られた一件以来、インド系女性にビビる私。

決して人種差別ではないです!

それまで出会ったインド人女性はみんな良い方ばかりでしたよ!

子供の幼稚園の先生もインド系の方が多く、み〜んないい方たちばかりです。

 

が、2度も連続車の件でショックな思いをさせられると、しかもたまたま2回ともインド系女性・・・

なんでだーーー

 

いや、きっとたまたまですよね。たまたま!

 

 

さて、さすがにアポの時間を遅れてしまってはいけないので、

ドライバーと連絡も取れないということで、

仕方なくそのUberをキャンセルし、急遽別のUberを予約し、無事10分後に乗車することができました。

 

勿論、Uberに乗車しても消毒拭き拭きが欠かさない私です。

 

 

 

 

アメリカに来た日以来全然高速道路を使わなかった私、

久々に高速に乗るとなんだか楽しいお出かけ気分になりました。

 

私が住む地域ののどかな景色がどんどん抜けていき、

10分ほどで景色ががらりと変わりました。

 

なんか、

やたらとレンガ倉庫のような建物が連なってますあせる

そしてどれもこれもボロボロで、どう見ても、廃墟としか見えませんアセアセ

 

そんなこんなんでソーシャルセキュリティナンバーを発行するオフィスの建物に到着しました。

SSNの申請窓口となるフロアは2階となっていて、

エレベーターで上がるとなぜか扉がロックされており、開けようとしても開きません。

 

あれっ?と思いきや、中からガードマンの格好をした黒人の男性が出てきて、

名前、予約時間を聞かれ、手元のリストらしきものを照らし合わせながら確認が済み、

中に入れてくれました。

 

腰に銃がありましたので、恐る恐る中までついていくと、

私たち夫婦以外に、わずか3組の申請者しかおらず、

なるほど、

事前に予約制なので、その時間枠の人をしか入れいないんですね。

 

そうこうして約5分ほど待った後、

窓口に呼ばれ、まずは夫、それから私の分の資料を確認し、

合わせて30分ほどでしょうか。やっと一通り確認、手続きが終わり、

あとはSSNが発行されたら自宅まで郵送するねと言われ、

思ったより早かった印象でした。

 

因みに申請書類にはもちろんそれぞれの両親の情報も書かなくてはならず、

親のアメリカ上陸記録も知られられるので、母親の旧姓を書かないと細かく聞かれます。

 

担当する窓口のアメリカ人男性は両腕にそこその入れ墨があって、

両耳にアフリカの部族?と思われるほど、大きいピアスがありました。

日本だと役所でピアスどころか、入れ墨は絶対アウトですが、

アメリカは自由ですね。

 

提出書類については特に突っ込まれることなく、

あとは番号が発行され次第自宅まで郵送されるということで事務所を後にしました。

 

帰りももちろんUberなので、近くは特にカフェもなく、治安が危うそうでしたので、

事務所の外でUberを待つことに。

 

暇でしたのでふと外を見ると、事務所向かいの建物もどうやら廃墟のようです。

それが、よくよく見ると、

窓ガラスに不自然な穴がポツポツと空いていました。

 

石で投げられ壊された跡ならわかりますが、

このサイズの穴たち、もしや?と、夫も黙りこくりましたアセアセ

 

その後自宅に着き、

それまではなんもない田舎だと思っていた現在住んでいる町でも、

なんだかすごく安心感を感じるようになり、ずっとここで暮らしたいとさえ思いました。

 

因みに後日アメリカ人のお隣さんや、夫の会社の人にこの話をしたところ、

アメリカ人的にもトレントンは危ない町よという意見で一致しました。

 

田舎町は田舎町の良さがあるんですね。

SSNの申請でなぜか田舎町に愛着が湧いてしまいました。

 

つづく