つい先日の出来事でした。

 

新型コロナウィルスのワクチン接種の直後に夫から

 

「運転して買い物に行く?」

 

と聞かれ、まあ運転の練習はずっと続けてたので、

まだ近所に限られていましたが、

せっかくなので、じゃあちょっと離れたとこにあるトレダージョーズにでも行くか!

 

ってことで、左腕を刺されたばかりの私の運転でトレダージョーズへGO!

 

ここで余談ですが、

アメリカでは運転中、どうしても口が悪くなってしまう私です。。。

周りの車は異様にスピードが速いし、追い越されるし、

ついつい車内で口に出して怒ってしまう註づまある子アセアセ

 

しかし夫曰く、アメリカに限らず、運転中に限らず、のようですが、

そんなことありません!きっと!

 

さてさて、話を戻しますと、

トレダージョーズの駐車場に到着し、アメリカらしく、前から駐車しようとしたら、

若干修正しようと思い、周りに動いている車もなかったので、

バックして位置修正をしようとし、

私の車はすでに駐車枠から半分出ているところ、

 

なんと!なんと!

 

後ろの車が突然同じくバックし始めました!私の車に向かって!

 

えっ?えっ?

もしや相手はバックモニタを見ていない??

 

と思い、とりあえず私は自分のバックを一旦止め、駐車枠に戻ろうとしたところ、

ななんと、

 

相手の車はさらに、そのまま、バックして、

私の車に、ガクン!!

 

と。

 

 

マ、マジで?!

と思い、助手席にいた夫は車から降りて見たら、

見事に車の右後部角が擦られましたハートブレイク

 

幸いというか、なんというか、

相手の運転手は逃げず、車を止め、こっちに向かって歩いてきました。

 

 

インド系のおばあさんでした・・・

 

 

そこでいきなり、

キャッシュで(解決して)いい?いくらいる?

 

と聞かれました。

 

 

いやいやいや、キャッシュ、良くないんです!

 

なんせ、自分で買った車ではなく、

夫の会社が仕事と日常生活用に貸与してくれた車なので!

 

仕方なく早速リース会社に電話し、

 

擦られた部分の写真

相手の名前、連絡先

相手の車の写真(ナンバープレートを含む)

相手の運転免許証

相手の車両保険証

 

を撮影しました。

 

インド人おばあさんはその後クリニックに行く予定らしく、とりあえず互いの連絡先を交換し、

一旦バイバイしました。

 

その後は大変でした。

アメリカでは相手が自ら自分の加入している保険会社に電話しない可能性があるとのことで、

こちらから相手の保険会社に連絡し、事情を説明し、状況を報告、その後は返事待ちということになりました。

 

因みにそのインド人おばあさん、歩くのもヨボヨボで、

見るからに足腰が悪そうな感じでした。

 

車がないと生活できないアメリカ、

年寄り自身も周りの人にとってもリスキーとしか思えませんアセアセ

 

それでも、車社会なので、日本の都市部ように、

高齢だからといって、免許返上するわけにはいかないでしょうね。

 

後に長年のアメリカに住む友人に話したところ、

友人曰く、アメリカでは、ちょっとした傷で警察を呼んだり、保険会社に電話したりしないケースが多いようです。

 

保険料が上がるのはもちろんですし、面倒だったり、献金をもらって解決する人が多いですって!

 

確かに、ボロボロでも修理せずにいる車は街中でよく見かけます!

 

シルバーのガムテープで補強したり、

中ではサイドミラーのカバーが明らかに取れていたり、ヘッドライトがボロボロな強者もいます!

 

現金とは言え、今回は自ら解決しようとしてくれたインド人ばあさんは全然いい方だとか!

 

確かに逃げずに自ら解決してくれようとしたところは、

まだ運がよかったといえるかもしれません。

 

もしも逃げられたらと思うと、早くドライブレコーダーを取り付けなきゃと思いました。

そうですまだドライブレコーダーをつけていない私たちです。

 

アメリカの中でも割と治安がいいと言われているこの街、

実は現在住んでいる地域の車をざっと見ても、

ドライブレコーダーを取り付けている人はほとんどいません。

 

それでも海外で生活するにはいざというときのことを想定し、

自分の身は自分で守るしかありませんので、

近々取り付けたいと思います!

 

そういえば、お別れする前に、そのおばあさんから、

 

日本ではこういう時、どうするの?

 

と聞かれ、

 

日本ではまず警察を呼びます!

と答えたところ、

唖然とした顔をされました。

 

 

つづく