快晴のち土砂降り(+たちごけ)の香嵐渓~笹戸温泉
昨日は、久々のロングライドに行ってきました。
少しずつ開拓しつつある名古屋ですが、今回は東方に向けて行動範囲を広げてみました。
ルートはこちら。
以前、瀬戸までは行ったわけですが、名古屋は猿投(さなげ)方面から山が幾らでも・・・という、名古屋にくる際
にoscarさんから頂いたアドバイスを実行に移すべく、久々にプチヒルクライムに行きました。
相変わらず早起きが苦手なもので、昨日も昼前のスタート・・・。
出発から、12kmほどで、日進市。25kmほどで、豊田市と順調に東進。
猿投駅近辺を過ぎて、矢作川を越えると景色が一変します。
平戸橋を渡った先にある、勘八峡という場所ですが、前日の大雨のせいもあってか、水量がかなり多い印象です。
ここから、最初の山登り。
とはいいつつも、なかなか順調なペースを維持しつつ、50km手前で、最初の目的地、「香嵐渓」に着きました。
紅葉が有名らしいので、名古屋の人は皆さんご存知なのでしょう。今の季節は川原でバーベキュー
してる若者が結構いましたね。(バーベキューではしゃぎまくってた20代が懐かしいです・・・。)
ここはやはり秋に来て、自転車を置いて、散策するのが良さそうです。
香嵐渓が位置するここ足助町は、町並みが美しいということで、国の「重要伝統的建造物郡保存地区」(長・・・)
に指定されているそうですので、また涼しくなったら来たい場所ですね。 http://www.mirai.ne.jp/~asuke/
さあ、更に進もうと再びこぎ始めましたが、ここからが、(プチ)ヒルクライムの本番でした。
飯田街道をひたすら登っていくのですが、これが長かった・・・。
斜度はそれ程でもないのでしょうが、下る箇所が無いので、脚が休まらないんです。
根性無しの私は、あっさり休足・・・・笑 一人でもど根性で登っていける人ってすごいですよね。
途中、こんな雰囲気のあるお寺があったので、休足の口実に、手を合わせてみました。
扶桑山大鷲院というお寺です。このあたりになると結構雨が降ってきて、綺麗に手入れされた緑の芝が返って
瑞々しく、ちょっと神聖な雰囲気です。
そしてフラフラとまた登り始めると・・・、雨がどんどん強まってきました。
しかも、使用している emobile の電波も圏外で、自分がどこを走っているかが分からない・・・。
雨が降りしきる中、道端にいたおじさんに道を尋ねると、やはりちょっと登りすぎたようです。
(やったぁこれで下れる・・・。)
となぜかホッとするのは、自分で望んで山登りしてるのに矛盾してますね(笑)
更に別のガススタで道を尋ねると、今度は若いおにいちゃんが、親切に地図をプリントアウトして
くれました。名古屋の若者は親切ですね!
(こんな山奥なのに豊田市。しかし、「元祖」たこ焼き屋、じゃないんですから、元祖「そうだ村」ってちょっと変じゃないですかね!?)
途中、小渡という場所で再び矢作川に巡り合ったのですが、河川敷から道に上がるときに、見事タチゴケ!(笑)
いや~、忘れた頃にしますね、タチゴケ。
急坂だったんで、思いっきり体重が掛かった状態でアウターからインナーに入れたら、チェーンが内側に外れて
しまいました。
自転車人生3度目のタチゴケでしたが、今回は周りに誰も居なかったので、ちょっと安心。でもひざ痛~(@Д@;
(↑小渡で再び出会った矢作川。この後こんなのんびりした風景の中で一人タチゴケ・・・。)
そんなこんなで、本日の2つ目の目的地、笹戸温泉に着きました。
この時点で既に夕方6時頃・・・。あわよくば温泉にでも浸かって・・・と思ってましたが、時間無し。
しかしよく考えれば、サイクルジャージ1枚で来ているわけですから、風呂入ったあとに
汗臭いサイクルジャージをもう一度着るというありえない方法しかない取れないんですよね。
これはまた別の作戦を立てて、リベンジしようかと思っております。
(霧と雨にけぶる笹戸温泉。このとき既に豪雨の予感が・・・。)
必死の思いで目的地に着きましたが、温泉に浸からないのに温泉街にいてもやることがありません。
そそくさと、再出発です・・・。
ところが、ここから雨が本格化。。。どんどん雨脚が強まり、どしゃぶりのびしょびしょ状態になりました。
あ~、帰ってから整備が大変だなぁ~なんて思いながらも、余りに全身ずぶぬれなので、もう諦めが
ついて、なぜか返ってハイテンションで走り続けました。うりゃーーーー!
途中、藤岡から瀬戸に戻るところが本日最後の(プチ)ヒルクライム。
100km超えたところでの坂道は、かなり堪えましたが、これはもう練習あるのみですね。
こうやって強くなるんじゃ~!と一人叫びながら、必死の思いで峠を越えました。
(実際には時速10kmを切る低速走行なんですが・・・(;´▽`A``)
結局、瀬戸経由で戻り着いたのが、20時過ぎ。
やはりもう少し早く出たほうがいいなぁと思いましたが、山あり谷あり豪雨あり、で久々の
ヒルクライムを楽しんだ1日でありました。冬にもう一度温泉入りに来るぞ~!
(走行距離:127.5km 獲得標高:1424m)
(藤岡から瀬戸に向かう最後のダウンヒルにて)