書類を整理しながらテレビを流していたら、
美容整形外科手術について島田紳助が
こんなことを言ってました。


「美容整形は外科手術ではなくて、
精神的な治療だ」


さすがは驚異のブランド力を持つだけあって、
説得力のあることを言うなぁ。



うーん。でも待てよ、と。


個人的に思うのは
整形外科手術を精神的な治療だと思って施すと、
整形依存に陥る可能性が高まります。

気楽に受けたはいいけど
想像と結果の差に愕然とするか、
感覚が麻痺して現状に物足りなくなる場合が起きてくる。



【美容整形することで
自分に自信が持てるようになり
前向きになれるから精神的治療にもなる。】



これはすごく本質を突いてるようで、
実はとても危険な発想なんじゃないかと。



ちなみに、もともと美容整形外科と精神科はセットでした。




自分の容姿をなんとかしたいと
美容整形外科に来るクライアントが
本当に手術が必要なのかを見極めるために
先に精神科を受診させていたんです病院


日本では、
希望すればどんな人にも
美容整形外科手術を施しますが
手術は一生ものではないので
その後、維持するだけでも大っ変なんですよね。
(メンテナンスってやつですね)


以前はるな愛さんの
美容整形手術のドキュメンタリー番組を見ましたが、
それはそれは壮絶なものでした。
(鼻に入れたプロテーゼが
転んだ衝撃で皮膚を突き破って
出てきたという話が怖かった・・・)



日本にわんさか溢れる美容整形外科も、
せめて、「本当に必要か」とじっくり話を聞くような
丁寧なカウンセリングをする場が必要だと思います。



本当に。