「君は僕の太陽だ」


ではなく


「あなたは私のお月さん」


と言ったことがある。



彼は「なんで?」と不思議そうな顔をしていたけど。



彼は私にとってお月さんだった。



電気が消えて辺りが真っ暗になっても

ほっこりと明るく照らしてくれるお月さんだった。


すごく好きだったけど

いつのまにか離れてしまった。


なんで離れたのかすら思い出せないくらい遠い過去の話。



ふと思い出した。



今はどこで何をしてるのか分からないけど・・・