<近江路・仏女ブロガー旅紀行 その7>

彦根駅東口、13時集合。
仏女・仏男ブロガーは、バスへと乗り込みます。
走りだすこと5分ほどで到着したのは、天寧寺

天寧寺へ行くの巻 

井伊直弼公の父である直中公が、腰元と初孫を自分の過失で手打ちにしてしまった為、
心をいためて供養の為に建立したそう。

本尊釈迦如来・十六大弟子・十六羅漢・五百羅漢、併せて五二七体が安置される仏殿(羅漢堂)

天寧寺へ行くの巻 

自分の探し求める人に必ず出会えると言う五百羅漢
「亡き人、いとしい人に会いたくば五百羅漢の堂に籠れ」と。

羅漢さまのお顔も表情も、ひとつとして同じではありません。
亡き人の面影をそっと重ねるのでした。


仏殿の裏手には、布袋さまがいらっしゃいます。

天寧寺へ行くの巻 

その笑みを見ているだけで、ちょっと柔らかな気持ちになってくる。
木造日本一の大きさという布袋さま。
「おへそにさわればヘソクリができ!扇にさわれば福来たり!袋にさわれば病気を封じる!」
もちろん、私も全て触らせていただきました。


こちらは羅漢石庭。

天寧寺へ行くの巻 

ご住職から石にまつわるエピソードなどもお伺いし、仏女ブロガー旅ならではでした。


井伊直弼公の供養塔もあります。

天寧寺

井伊家のプライベートなお寺と言う天寧寺。
桜田門外の変で井伊直弼の血に染まった土が、こちらには納められているそうです。


天寧寺について、また井伊家との関わりについて、ご住職からのお話はとても興味深いものでした。
歴史の中の人物の、今までは知らなかった一面に触れられたようにも思います。


天寧寺を後にし、旅は続きます。
今回お世話になったバスはコチラ。

天寧寺へ行くの巻 

続。

*天寧寺*
所在地:滋賀県彦根市里根町232
拝観料:400円

*滋賀県観光情報ホームページ*