先週末にファンドやディーラー達6名(後半で大口投資家+1名)との食事会があり、2017年も残り3ヶ月となった現時点での業績や今後の方針を聞いてきました。結果としては、ファンドもディーラーも似たような業績の推移で、今後の方針も共通している部分が多くありました。
<業績の推移>
2017年の初旬で予算目標の55~70%を達成。4月以降はアフガニスタン空爆と北朝鮮リスクをキッカケにリスク重視の指示が上司から増える。5月〜9月は様子見姿勢でファンドは調査重視、ディーラーは短期トレードに注力。成績の達成度は皆高く、年末に向けて無理せずに目標達成は実現できそう、との見解。
<今後の方針>
・中長期で期待できる防衛関連銘柄を物色予定(ファンドA社)
・北朝鮮リスクが落ち着くまでは現状の方針を維持(ファンドB社)
・年末に掛けて空売りを積極的に仕掛ける(外資系証券A社)
・AI、IoT、ブロックチェーン関連はまだまだ狙い目(証券B社)
以上です。
すべてを話し合えるメンツではないので今後の方針に関しては少し表面的な話ではありましたが、各社ともリスク警戒が強い中で「狙いを絞った戦略」で進めるとのことでした。「空売りを積極的に仕掛ける外資系証券の動き」は気になるので、こまめに連絡を取っていきたいと思います。
複数の個別銘柄に関する情報も入手したので、後ほど東京銘柄メンバー様宛に配信いたします。
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それでは、今日のレポートです。
【日経平均】 20,400.78円(+44.50)
【マザーズ指数】 1,105.94円(+12.84)
【日経平均の動向予想】東京銘柄の明日の予想レンジ:20,150円 - 20,550円
材料不足のまま迎えた週初めでしたが、底堅さが継続し小幅高の日経平均。米国ティラーソン国務長官が「北朝鮮との外交ルートがある」と認めたことで直近のXデー(10月10日)に対するリスク警戒も緩やかになった言えます。ただし、今週末6日(金)に米国雇用統計の発表が控えることからも、リスクをヘッジする投資家は手仕舞いを行うため、今週は20,500円を抜ける場面はなく、20,000円近辺に向かうと見ております。
【本日5%以上の上昇をしたディーラー銘柄】
本日、上昇した銘柄はございません。
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