米国株の高騰よりも先に、地政学的リスクが引き金となりました。新興市場も売り込まれている現在は、引き続きリスク回避を中心とした投資姿勢を保って下さい。
北朝鮮の威嚇よりも米国の行動が今後の材料になりますが、(個人的には)すぐに動きが出る問題ではなく、日経平均が戻す日は遠くないと考えております。ただし、新興市場からの資金流出がこれ以上進むようであれば長い停滞も想定されるため、個別銘柄に関しては損切りも含めてリスク回避に重要度を置くべきであると考えます。
個別銘柄に関するご相談の中で、損切り判断のお問い合わせも多く頂きますが、損切りに関してはご自身でご決定いただくしかなく、(維持率が低い方には)ある程度のポジション調整をお薦めしています。
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それでは、今日のレポートです。
【日経平均】 19,738.71円(-257.30)
【マザーズ指数】 1,090.00円(-27.72)
【日経平均の動向予想】東京銘柄の明日の予想レンジ:19,500円 - 20,050円
北朝鮮による米国グアム島への攻撃予告に対して、トランプ大統領が「北朝鮮はこれ以上、米国を脅さない方がいい。世界が見たこともない炎と激怒で対抗する」という発言をしたことで、投資家心理を冷やしリスク回避の売り相場となりました。ただし、今回の下落は地政学的リスクのみではなく、政治リスクや米国株リスクに警戒していた投資家による売りも大きな要因であると考え、地政学的リスク解消後も大きな戻りは期待できないと考えております。明日以降、(短期的に)本日分の戻りがある可能性は再度ショートエントリーを増やす戦略で次なる下落での利益を狙う戦略が有効であると考えます。
【本日5%以上の上昇をしたディーラー銘柄】
本日、上昇した銘柄はございません。
今後も弊社サービスに変わらぬご愛顧を賜りますよう 宜しくお願い申し上げます。