去年の話なんですが、
クリスマスに彼から腕時計をもらいました。
すごく嬉しくて、出かける時は必ずつけてるし、
会った友達には見せびらかしている
プレゼントが時計だということは、
クリスマスの前から知らされてました。
「時計でいいかな?」と確認があった。
腕時計はもうずっと新しいの買ってなかったから
嬉しくてワクワクしてた・・・
のですが、プレゼントをもらう数日前に
急に思ったのです。
私、腕時計と思い込んるけど、
時計って、実は壁掛けとか
目覚まし時計じゃないのか?!
ってね。
だってだって、
Rさんは時計にはちょっとこだわりあるみたいで
雑貨屋とかで売ってるような数千円くらいの
時計は買わないと思う。
買うなら数万円以上のはずだ。
だけど、私、そんなのもらえる女かな?
そういえば、私、
「寝室に時計がなくて、起きた時、時間がわからない」
って話をしたような気がする。
Rさん、私の言った事よく覚えてるから、
それで時計を買おうと思ったんじゃ・・・。
そうなるとやっぱり、
壁掛けか目覚まし時計じゃないのか?!
それなら、そんなに高くなくてもいいし。
勝手に腕時計だと思い込んでた
自分が恥ずかし~。
と思ったのです。
それと、
高価なプレゼントをもらう価値なんて
私にはない気がしたんだよね。
そして、当日、待ち合わせに現れた彼は、
大きな紙袋を持っていた!!
やはり壁掛けか?!
って思ったんですが、腕時計でした
大きな紙袋の中に、小さな紙袋入れてた。
もちろん、壁掛け時計でも
目覚まし時計でもうれしいよ。
プレゼントの値段に、
相手の気持ちが反映されるわけじゃない。
プレゼントの値段で
私の価値が決まるわけでもない。
だけど、私のためにそこそこ高価なものを
買ってくれたことがうれしかったんだ。
腕時計そのものも素敵だし。
プレゼントのことでザワザワしてしまったのは
きっと「私なんて」っていう気持ちが
まだまだあったからなんだろうな。
人はそんなにすぐ変わるわけじゃない。
行きつ戻りつしながら変わっていくんだろうね。
そんなことにも気づかせてもらった
クリスマスのプレゼントでした。