最近、インフルエンザが流行っているらしいですね。
私、昨日からちょっと風邪っぽくて、
もしやインフルエンザでは?と心配になったりしています。

そんなわけで、あんまり動かない方がいいかなと
今日は家でのんびり読書の1日。

読んだのは、
東京の本屋で見かけて即買いした本。
 
以前、他の方のブログで紹介されていて、
タイトルが衝撃的で気になっていた小説。
タイトル見たら、気になって仕方なくない?

気になって仕方ないわりに、
本を手にするのがちょっと恥ずかしくて、
周りをキョロキョロしちゃったけどね(笑)

内容は、タイトル通り「入らない」話。
 
でも、エロ話ではない!
明るい笑える話でもない!
 
時々、クスっと笑える場面はあるけど、
どっちかというと暗めな話だと思う。

夫のが入らない話が中心だけど、
頑張ってもうまくいかない仕事の事や
家族との関係などがそこに絡んでくる。

夫のだけが入らない。
だけど夫婦であり続ける。
 
それって、世間的には普通ではない。
 
入らないこと以上に
「普通」でないことに悩む話
っていえるかな。
 
私は、結婚してなくて、同じ経験はないけれど、
「普通」でないことに悩むという部分に
共感する部分があって、一気に読みました。
 
普通でないというか、
みんなができることができない。
そんな自分はおかしいのでは?

と思う気持ちができない内容が違っても
なんか、わかるなぁって感じがしたのです。

みんなが当たり前にできるのにできない。
 
この小説の場合は「夫のが入らない」なんだけど、
私の場合は、「結婚」ですね。

私、婚活がうまくいかなかったときに
 
「世の中の多くの人が結婚できているのに、
できない私は人として、どこかおかしいんだろうか?
とんでもなくダメな人間なんだろうか?」
 
って思ったことが何回もある。

多くの人ができているということは、
そんなに難しことではないはず。
 
でも、自分にはできない。
みんなにできることができない。
 
そういえば、
会社員の時、仕事でちょっと病んで、
カウンセリング受けてカウンセラーに
 
「私、自分では気づいていない
人として重大な欠点があるんじゃないかと思うんです
 
だから、仕事もうまくいってないし、
結婚もできないのではないかと・・・
周りの人はきっと気遣って言えないんじゃないかと・・・」
 
って言ったことありました。

「私の見たところ、そんなことはないですけど」
って言われたけどね(笑)
 
でも、みんなにできることができない
と悩んでいるのは私だけじゃなくて、
人それぞれ、内容は違うけれど、
人と違う部分に悩んでいる人は多い
んだろうな。

結局、みんな普通で、みんな変。
 
そして、みんなと同じことができないと
いけないわけでもないし、不幸なわけでもない
今が幸せなら、別にそれでいいじゃん。

なんてことを思った読書の1日。
 
それにしても、このタイトルは印象的すぎる!