今回主に歩いたのは港湾地区ですが南北両側を工場地帯に挟まれた四日市コンビナートの一角ということでパイプライン関係の蓋もよく見かけました。
東ソー株式会社の蓋。
ポリエチレン製品のメーカーなのでエチレンガスのパイプラインがあります。
電防測定位置 NO-1
JSR株式会社。耳慣れないのですが元日本合成ゴムだそうです。
こちらは謎蓋。どなたかご存じないでしょうか?
原油も走っています。
コスモ石油の前身の一つ大協石油の標石
北九州市の市章っぽく見えると思ったのですが、後で確認したらそれほど似ていませんでした。大協石油の社章だったようです。
現コスモ石油の工場の近くにはこんなものもありました。
「電気防蝕」のほかに下に何か書いてあるのですがペンキでつぶれて読めないのが残念です。
上の蓋と同じ形状で「電防」と書かれた蓋もよく見ます。地中を流れる電気によって金属配管がイオン化し腐食が進むをことを防止する仕組みに関係するものだということはわかるのですがこれらの蓋の下に何があるのかが良く分かりません。あえて電気を流しているのか、イオン化傾向の異なる金属が埋めてあるのかあるいは...
あと、線路わきなどに多いのは線路から電気が漏れるからでしょうけれど、港湾地区にたくさんあったのは海水の影響を電気的に阻止するためかもしれません。
「電防測定位置 NO-1」 ますますわかりません。
そんな秘密を握っているはずの「日本防蝕工業株式会社」の蓋。