林丈二氏からの戴きもの その9 大阪の地名入り角蓋 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

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マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

林丈二氏からの戴きものシリーズの続きになります。
著書「マンホールのふた」の発行後に大阪市の下水道局に呼ばれて昔のマンホールの図面などを見に行かれた際に、もうすぐ取り外すことになっている蓋がいくつかあるとの情報を得て撮影されてきた写真達だそうです(「耕」はその際にたまたま見つけられたものとのこと)。詳細な情報はやや不明になっているそうですが、かつて大阪に点在した物件たちです。

「安住」住之江区西住之江?


「中加賀屋」住之江区中加賀屋町


「耕」位置不明

市章と「姫里」 西淀川区


大阪の下水道は当初はすべて角蓋だったのでしょうかね。町の自治会などで発注した蓋だったりしたのでしょうか?姫里のものは市章と一緒になっているところがさらに謎ですが。

「耕」の蓋を見て思い出したのですが、鳴門市で「ムヤ」と書かれた側溝の蓋を見ました。
1947年まで板野郡撫養町と呼ばれていた地域ですが、町制時代ではなく鳴門市になってから、その地区で作ったものかもしれません。



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