奈良のデザインマンホール蓋といえば... | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

ご当地マンホール蓋は数あるのだけれど、市の花や木や海産物などがデザインされていたりで、その土地らしいとしても逆に蓋から土地を当てるのは難しかったりします。

その点でこの蓋は、真中の市章の「奈」の字がなくてもあああそこだなとすぐに正解が浮かぶのではないでしょうか?


実際、人気があって有名な蓋なのでそのまま写真に撮るだけではなく「駅からマンホール」さんが「路上は愛で満ちている ~ 千葉県松戸市」という記事の中で提唱されている「ご本人登場」というのに挑戦してみたかったのです。(ちなみにこの記事、蓋好きの思いが凝縮していて大好きです。)
で、この桜、葉っぱがある状態で咲いているのですが、奈良県の公式HPによれば、八重桜とのこと。あんまり八重には見えませんね。八重桜にせよソメイヨシノにせよ、季節は秋。ここで、もはや半分挫折です。じゃあ、角切り前の立派なオス鹿と一緒に写そうと小雨交じりの中ウロウロしてみましたが、この蓋のあるところには鹿はいなくて、鹿がいる公園付近にはこの蓋があまりなく結局うまくいきませんでした。

角もない小鹿の写真でも載せてお茶を濁しておきます。


失意(?)の中、とぼとぼ歩いていると別のデザイン蓋が。藤の花のようです。鹿といえば奈良ですが、藤といえば... ピンときませんね。


しかも真中の紋章部分が意図的に削られて身元を隠しています。悪質です(笑) 
でも、この蓋は見たことがあったので正体がわかりました。むきが90度ずれていますがこれ(↓↓)です。倉敷市の蓋。


わざわざ市章を削ってあるところを見ると仮置きというよりはここにずっと置くことにしたのでしょう。身元を隠した越境蓋。。。。

鹿の蓋のご本人登場は叶わなかったので、越境蓋と地元蓋のツーショットといきたかったのですが、こちらもよくわからないかな? 奥(写真では上)が奈良市章付きのやや古めな名古屋市型蓋。