我々東京ホルモンズは、最近汗がヌルっとするB食家集団である。
鳥栄＠湯島 超激ドSな老舗鳥料理屋の話。
エアコン無し
窓開け禁止
許されるのは
一人一枚支給される団扇のみ。
そんなドＳなお店にお呼ばれして参りました。
なんでも他では味わうことの出来ない
唯一無二の鶏鍋を味わうことができるんだとか。
ところで
ＩＨクッキングヒーターの普及率が20％を超えたみたいです。
オール電化住宅なんてのも人気の様ですね。
ウチも少し前、エネファームを導入しました。
車が手放し運転できちゃたり
宇宙旅行も夢じゃない（金さえあれば）
２１世紀真っ只中に
炭で鍋だと？？
しかも 超激至近距離！！
風で灰が舞うからノーエアコンでシャットウインドーなのね。
つーか焼く訳じゃないし
炭である理由がよー分からんところですが
始まる前から滝汗です。
向かいのオッサン、すでに脱ぎ散らかしてます。
すっかり裸の大将です。
いやー、はやくビール飲もーよ！
「すみませーん、ビールひゃっこいのくださーい！」
はーい！すぐにお待ちしまーす！
その前にオシボリでーす！
ってこの流れの場合
まず間違いなく湯島中のキャバクラを抑えて
堂々一位の氷点下冷シボが登場のハズですが
何コレ？？
激熱っ！！
どこまでドＳなんすかっ！
こーなりゃ臨むところだと
靴下を脱ぎ
腕時計をはずし
バックに忍ばせたホルタオルを首からかけて
一気に飲み干します。
つーかさ
こー熱くて暑いとさ
氷がたっぷりのレモンハイとか欲しいじゃん。
ビールをカッパカッパ飲み干しながら
チェイサーでサワーとか頼んじゃいたいじゃん。
ビール以外は
日本酒とウーロン茶だけだと？？？
どこまでドSなんすかー。
でもソコはアレです。
この日は
子供の運動会で
水筒に冷たくておいしーお茶を忍ばせる
ことで有名な某氏が一緒です。
氷入りのウーロン茶を頼み
氏の前を通過するとあら不思議！
タダでさえ美味しいウーロン茶が
とってもボク好みのウーロン茶に大変身。
そんなこんなで鶏鍋の登場デス。
身と中身と
ネギと豆腐だけ。
いやー潔いっすね。
ソレをおろし醤油で頂きます。
ただ切っただけの鶏をガラスープで煮て
おろしで食う、ただコレだけ。
邪魔するものが何もないからかなー。
ウマかったなー。
で、鍋が空になったら
塩が入った蕎麦猪口が出てきて
鍋のプースーを注ぎ
激暑のなか
激熱のプースーを頂きます。
まー、その通りのお味です。
でもってお次は
この店における
フォトジェニック大賞のこちら
つくねです。
やや上付きです。
全体の面積に対して考えるならば
もう少し小さ目が好みです。
トップの位置から推測するに
16～19のピッチピチかと思います。
なんでもこの状態になるまでずーーーっと
包丁で叩き続けるんだとか。
肉もネギも豆腐も食べ終わっちゃってるので
鍋にはつくねだけ。
なんだか寂しいなー
とか思いましたけど
ウメエな、コレ。（飽きるけど）
でもって〆は雑炊かしら？
と思わせておいて
さっきのおろしをご飯に乗っけて
鍋のプースーをぶっかけてるので
お茶漬けって方が正しいかしら？
ま、サッパリ頂けてコレはコレで良いと思います。
まーとにかく暑かった。
Tシャツ短パンでほんと良かった。
仕事帰りのままスーツだったらどーなっていた事か、、、汗
またまたー
そんな暑い訳ないじゃーん
とお思いの方も居られるかもしれませんので
どれくらい灼熱なのかと申しますれば
出されたお茶を卓上に一、二分放置すると
手で持てないレベルの遠赤外線効果です。
まーとにかく
一度は食っとくべきね。
もしまた食いたくなったら
今度は真冬に来るか
もしくは
おっさん三人とではなく
ピーチピチのオネーチャンと二人できて
「汗かいちゃったなー！観たいテレビもあるしなー！！」
なーんて言いながら
玄関出て三秒で入れるコチラへピットインだな。
そこの貴女！僕と鶏鍋食べませんか？ 二次団体！予約アザマス！
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店名 鳥栄
場所 湯島
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