少し前の記事ですが、いまだにセンターは改善の余地が見られないため、さらに多くの方に知って頂くため
再度触れたいと思います。
本当に何度読んでも
開いた口が塞がらない記事。
本質から外れていることに気付いて欲しいのですが、
なかなかその視点に辿り着けないようです。
言いたくありませんが、だからダメなのですよね。
栃木県の愛護センターは...
あっちもこっちも、動物福祉はどこへ?
っていう団体を容認している。
★具体的に何が起きてるのか?★
シンプルにチャートにすると...
【センターがきちんと指導出来ない仕組み】
行き場のない野犬がセンターに溜まる
↓
殺処分
↓
昨今の世論から厳しいクレームや炎上
↓
それが怖いから、もう動物福祉って何?みたいな団体に動物たちを引き取らせる
↓
表面的には殺処分を回避
↓
自分たちが責められずに済む(と、役所は思っている)
↓
増えた収容動物を外部に引き取らせる、というのは対処療法でしかないので、1度では済まない。ずっと続けていく必要がある。
↓
そういう無責任に受け入れだけしてくれる団体や組織が必要なため、センターは動物福祉が実現されていない組織でも、容認せざるを得なくなる。
↓
多頭飼育崩壊や違法行為で摘発、告発される団体が県内に増える。
---今、ココ----
という悪循環のわかりやすい図が栃木県だと思います。
ザ・お役所仕事の基本的な問題構造です。
当たり前の事ですが、センターにとっては自分たちの役に立ってくれている団体や企業なので、厳しい指導はし辛くなる訳です。
この構造は栃木以外の「殺処分ゼロ達成!」と声高に謳っている多くの県も似たり寄ったりと言って良いでしょう。
つまり、愛護センターと現地の保護団体や動物関連で利益を得ている組織との、共依存(持ちつ持たれつの関係)を改善出来ない限り、動物福祉が実現されていない組織が容認されてしまう仕組みは続いていく事になります。
*タイトルの画像は栃木県の保護団体による多頭飼育崩壊現場かられ2次レスキューした、タヌ吉くん♂ 新しい家族募集中です!
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