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さて、File 02では、「おしゃれなフレンチビストロとそのあとの大人
のバー」を紹介した。あと、4つ程、最初のデートに使える「カウンター
デートとそのあとのお店」を紹介しよう。もちろん、「カウンター
デート」は、最初のデートに限らず、二人の会話のアクセントとなり、
2人がこなれた仲になっても、時々、アクセントをして使える、重宝な
デートだ。
File 03では、カウンターデートをあと4件ほど提案しよう。
次週、File 04では、それぞれのカウンターデートのあとの、おしゃれ
な2件目を紹介する予定。
■カウンターデート ２）～５）
２）築地寿司（築地）
鮨を嫌いな日本人はいない、だろう。
しかも、「築地に鮨食べに行こう」というフレーズは、それだけで、
男の下心を隠し、また、一方で、女子がOKしやすい、という魔法の
フレーズだ。
もちろん、夜は、場内の鮨屋はやってないけれど、場外では、夜も
やっている鮨屋が増えた。築地の鮨屋の特徴は、「リーズナブルに、
気取らすにおいしい鮨が食える」、「築地で鮨食べた、という満足感
が得られる」という点だろう。実際、同じレベルの鮨をちょっと離れ
ただけの銀座で食べれば、3割～4割は高いのではないか（もちろん、
お店自体も綺麗だけどね）。
お勧めは、「紀の重」。「築地場外」らしい、飾らないお店。L字カウ
ンターで、10人位で一杯になる。ランチも、お値打ちの握りを出すが、
夜は、おつまみと握りで、確か一人￥7000前後。これに、普通にお酒を
飲んでも、二人で、1万円台後半。ここは、江戸時代から続く、仲卸が
営む鮨屋で、江戸時代の作法をまもり、赤酢を使っている。板さんは、
いわゆる、寿司職人のステレオタイプとは異なるが、ある意味、「鮨の
道を究める」的なオーラ（といって、何でも質問に答えてくれる気さく
な人）を醸し出す。
だから、他のお客さんに配慮しながらも、できるだけ、板さんに話し
かけよう。意外な発見があり、それゆえ、鮨がおいしく感じられる。
http://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13139593/
３）天ぷら（銀座）
天ぷらというと、女子の食いつきがいまいちかも、と思っている君。
それは、誤りだ。もし、女子の食いつきが悪ければ、それは、彼女が、
一流店の揚げたての天ぷらを食べたことがない、からだと思う。そし
て、揚げたての天ぷらなんで、女子同士では、まず、行かない。だか
ら、本当の天ぷらの美味しさを知らない。天ぷら専門店で、揚げたて
の天ぷらを食べたことがない女子こそ、誘いたい。
鮨もそうだけど、天ぷらも、季節の旬のネタを味わう料理。季節の旬
の食材をさりげなくいって、彼女を誘おう。「まだ、寒いよね。でも、
そろそろ、ふきのとうあたりが、出回ってるから、揚げたての天ぷら
を食べに行かない」という感じで。因みに、主な旬のネタの一部を紹介
するので、活用してほしい。
2月 フキノトウ
3月 白魚
4月 山ウド、タラの芽
5月 そら豆、稚鮎
6月 ギンポウ、キス、天然ものの車海老、谷中生姜、、、、
さて、今回紹介するのは、銀座、「天ぷら近藤」。
初回のデートとしては、ちょっと高級感があるかな。でも、カウンター
の法則が生きるから、緊張することはない。一人￥10800のコースに、
ぜひ、一品料理で追加で頼みたいのが、「サツマイモの天ぷら」。ここ
のサツマイモは、鹿児島のブランド品。これを薄切りせず、直径10センチ
くらいのサツマイモを、じっくり揚げていく。食べてみると、なんとも
上品な甘みが口に広がり、君のサツマイモの天ぷら感を変えること必至。
時間がかかるので、コースの途中で頼んだほうがいい。大きいので、1個
を、彼女と分け合えば、ちょうどいい。お代は、￥25000前後。
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13004993/
４）老舗おでんや（銀座）
さて、季節が冬なら、カウンターおでんもありだ。
彼女が、関西出身で、関西風のおでんが好きなら、この店は進めない。
但し、彼女が関東出身で、濃い出汁が好きなら、ここのおでんは、はま
ること間違いなし。
名前は「お多幸」。
本店は、確か、日本橋。筆者が学生の頃は、銀座3丁目の裏路地（今も、
「鳥ぎん」がある）にもあった。今は、銀座8丁目。
瓶ビールで乾杯。
好きなおでんダネを、思い思いに頼む。一度に、２、3品。おでんつゆ
の濃さに驚くかもしれないが、見た目ほど、味はしょっぱくない。そし
て、関東人ならはまる味。途中から、日本酒の熱燗。銀製のじょうごで、
燗をした日本酒は、それだけで、味が一段上がる気がする。
最後は、茶飯におでんだねの豆腐をのせて、おでんだしをかけて、頂く。
これが、締めに最高。お代は、￥10000以内かな。
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13002555/
５）カウンター焼肉（恵比寿）
初デートで、焼肉、というのは普通はない。
だけど、彼女と何度か、複数で飲みに行っている間からで、今度は、２人
で、飲みに（食べに行こうよ）という流れもあるでしょう。そんな時の
カウンター焼肉は、彼女も、単純に「焼肉、たべたーい、えっ、『極上
サーロイン炙り焼き、えー、それ、絶対食べたい』と食欲を前面に出せる
ので、変な警戒心をお互いに感じなくて済む、そう、君の性欲も隠す、
という利点があるのです。
お店は「焼肉チャンピオン」。人気店で、いつも混んでいる。必ず、予約
をしてから行って欲しい。カウンターなら空いてるだろうというのは、
危険。必ず、カウンターでも、「予約」してね。
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13019189/
さて、次回、File 04では、上記カウンターデートの後に行く、おしゃれな
2件目を紹介しよう。
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