東武8000系 8561F編成 その2 | 東京のアライグマのブログ

東京のアライグマのブログ

今まで撮影した写真を紹介しつつコメントを入れています

1963年11月1日に運用開始以来、1983年までに712両が製造され長年活躍してきた東武8000系。

最近は廃車が進み、2023年11月7日に1969年製の8150F編成が廃車後は現役の最古参の編成は1970年製で2両編成の8561Fと8562Fの2編成でしたが2024年1月11日に8561F編成が廃車回送されました。

(東武博物館所属の動態保存編成8111F(1963年製+1972年製(中間2両))と事業用の8506F(1965年製)は除きます。)

撮影した8561F編成の様子を、その1に続き紹介します。

 

2023年10月21日、館林駅にてクモハ8561側から撮影した8561F編成。

8561F編成は1970年11月27日に落成、川越電車区に所属のためあと1ヶ月程度で53年目に突入でした。

 

西小泉寄りのクハ8661側からも撮影。

駅構造の関係からクハ8661側からはうまく撮影できませんでした。

 

クモハ8561側から再び角度を変えて撮影。

1969年製の8150Fが間もなく引退し、その後は1970年製の8561Fと8562Fの2編成が現役最古参編成でしたが8150Fと比べると影が薄い感じでした。

8561Fと8562Fの2編成が現役最古参編成になっても8150Fと比べると影が薄い感じだったのは…8111Fが動いていなかった時期、8150Fは団体臨時列車にも何回か使用され、さらに廃車直前には8111Fとの撮影会に、廃車回送時にも団体臨時列車として運用されましたが2両編成の8561F編成はそのようなイベント抜擢も特になかったです。

また、大師線で撮影した同じ2両編成の8568Fと8575Fはともに昭和30年代に実施された試験塗装という特徴がありますが、そうなると8561Fと8562Fは本当にごく普通に活躍する2両編成の8000系という感じですね。

 

さらに角度を変えて撮影した8561Fと先に廃車になった8150Fに2024年1月時点で注目度が高めの8000系編成と共に。

上から8561F・8150F・8159F・8163F・8111Fで8561F以外は全て岩槻駅にて撮影。

(岩槻駅での撮影日8150F・8159F…2023年10月11日、8163F…2023年9月28日、8111F…2023年12月16日)

8000系もこうして並べると1963年に製造・運用開始以来、1983年までに712両が作られ、さらに後年の修繕工事の時期によって外観に違いがありますね。

8150Fに8159F・8163F編成が方向幕が幕車、ヘッドライトはハロゲン灯で角目仕様の中期修繕車に対し、8561Fと8562Fは方向幕がLED、ヘッドライトはHID灯で丸目仕様の後期修繕車と呼ばれる仕様。

8561Fは2024年時点でも残る8159F・8163F(中期修繕車)以外の8000系及び元8両編成から3両編成2本に改造した800型・850型と同様の後期修繕車で外観がほぼ同じな所なのが影が少し薄めな所でしょうか?

さらに2023年11月からは東武博物館所属の動態保存編成ながら東武野田線で通常の営業運転を再開した原型顔の8111F(初期修繕車)もいるとますます影が薄めだったのかも…。

 

今後、8000系及び元8両編成から3両編成2本に改造した800型・850型も置き換えが進むでしょうから、8561F編成の廃車を聞いて8111F・8159F・8163F以外の編成ももう少し記録しておこうと感じました…。