マイホーム計画中の皆様へ
最近のネット記事で、空家に関する事項を目にすることが少なくないです
(勿論、私が気にかけているという事もあろうかとは思いますけれども・・)
空き家・空地に関しましては、弊社としても力を入れて物件化しようと動いてもいるですが、これがなかなか・・・
話が進みだすと、ご親族間の話し合いが紛糾し、頓挫してしまう事態となってしまう事が少なくないからです
不動産はどれも大きな財産であり、想い出がたくさん詰まっているのですから当然であるとも言えます
(勿論、そうでない場合もありますけれども・・物件個々・会計者様方の個々の事情もありますので、調整は難しいと言えます)
私共不動産業者としても、ご相談を受けましたら解決に向け、色々とご提案はさせていただきますが、ご親族間で感情が溢れ出す事態となってしまうと、私共では調整ができなくなってしまうからです
(弊社は弁護士さんなどのご紹介もしておりますが、困ったことに、ご親族間での話し合い自体をしたくないというケースも少なくなく、法律問題でもなくなってしまうからなのです➡別に法律違反をしているわけでもありませんので、放置状態が継続するという事になるわけです)
0円物件のサイトも存在します
0円で纏まってくれる物件であるならば、どなたかに利活用・居住される等の再利用が可能であるならば、エリア全体も守れますし、所有者様方の心の重荷もなくなるという事で、WINWINの結論ですよね
(古屋解体と言いましても、解体に関する費用などは掛かってきてしまうわけですし)
弊社近隣エリア・営業エリアにおいても、放置空き家であると思われる家屋(たまに家の中から空き家じゃないぞと怒られますが)・放置土地などは勿論、存在します
最近は、古屋等の解体が進んでいるような動きも散見されるようになってきました
(多くの場合、新規物件となるわけでもないのですけれども)
自治体ごとに解体助成金などの方策も存在しますので、所有されている不動産の自治体(役所)に一度ご相談に行かれてはどうかと思います(種類・種別・構造・規模・エリアなどにおいて条件に合致しない場合もありますので)
弊社においても、以前に西大井にてご相談を受けた古屋につきまして、品川区の助成金を利用して解体したことがありました
(他のお客様のご所有地に存する建物に関しては、混構造であったのと、エリアから微妙に外れていたことにより、助成金の適用除外という結果でありました)
現在は契約不適合責任という法律ができておりますので、以前の瑕疵担保責任のような期限付きでの売主の責任負担で完了でいなくなっている状態です
中古物件のご売却を検討されていらっしゃる方々にとっては、少しばかり不利な状況であることも事実であります
(そのため、懇意にさせていただいている弁護士さんによれば、その弁護士さんから紹介される物件は、一般の方にではなく、業者買取で依頼されております・・理由としては一般の方であれば、契約不適合の条件が外せない・業者であれば、契約不適合免責に条件での売却が可能であるからです)
実際に知り合いの業者さんが仲介した戸建において、雨漏りがあるよと告知し、購入者様も確認・了承し契約、お引渡した後で、雨漏りの程度が思った以上であったとのクレームがつき、膠着状態となっているとの話も聞きました
告知していても、程度問題まで言われてしまいますと、どうしていいのか判断がつきませんよね
例えば、物件を売却することが目的で、入手した売却益も寝かせておくという事であるならば解決もしようがありますが、売却益を利用し住み替え先を購入したケースなどにおいては、問題が生じてきてしまいますよね
なかなか難しい世の中であります
でも、放置された不動産が周囲に与える影響につきましては、所有者様方ではわからない大きな影響が出ております
不審火・倒壊の危険性・植物の繁茂・動物の棲みつき・不審者の棲みつき、侵入・子供たちの立ち入りによる危険性等など
万が一、何か事故等などが生じてしまった場合には、所有されている方々に請求はいくことになりますよね
「先に動いておくのが得策である」と思うのは、きっとその時です
後悔しないため、できるだけ早めに対策を打っておくことが求められます