固定費削減について、賃借料・在庫に次いで、保険を考えてみたいと思います。

 

 

そもそも保険は何のために加入するのか?

(法人保険であれば)目的は主に二つで、

①経営者に万一のことがあったときのため

②従業員の福利厚生

です。

 

 

①万一のことが起きても大丈夫なようにしておけばいいのです

・経営者が居なくても会社運営が回る仕組み

・万一のことが起こってもしばらく会社運営できるだけの貯蓄

・上記2点が充足されていれば、銀行の信用リスクは落ちません。

 

 

②従業員に対し保険を掛けるか、保険を掛けるのをやめてその分給料を増やすか、

損金算入はどちらも出来ますので、

どちらの方が、従業員に納得感が出て、従業員のもうけになるか、ということです。

 

 

従業員が転職した場合に保険を解約すると元本割れのリスクがあります。

むしろ従業員個人に、運用の方針を任せて、確定拠出年金、ideco・NISA、定期預金等、

従業員の納得する考えで、従業員個人に資産運用して頂いた方が、良いのではないかと考えます。