固定費削減について、賃借料・在庫に次いで、保険を考えてみたいと思います。

 

 

そもそも保険は何のために加入するのか?

(火災保険であれば)火災や地震等の自然災害が発生した時に被った損失を補填することが目的ですが、

何でもかんでも補償されるわけではありません。

 

また、教育・学習支援業を営むに際し、火を使いますでしょうか?

 

 

①教育・学習支援業は火を扱わない。

電源タップに埃が溜まって何らかの拍子で発火するくらいしか考えられない。

故に自社が火災の起点となって他テナントへ迷惑をかけない。

喫煙も全館禁煙なので、館内で吸わない。

 

 

②補償の範囲は意外と少なく、主に固定資産のみ。

現金や社員の私物、絵画、紙の教科書(※販売用)などは、

別途特約を結ぶ必要があり、保険料が高額になる。

 

キャッシュレスを推進すれば、現金を手元に置く必要性は乏しい。

電子書籍をデジタル化すれば、販売用の紙の教科書も不要。

 

 

③そもそもレンタルオフィスであれば、火災保険に加入の必要はない

(レンタルオフィスと、不動産賃貸借は、契約内容が異なります。)。

レンタルオフィスを365日借りる契約にしておけば、

敷金・保証金などの差し入れや、様々なコストが相当に押さえられます。