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①紙の教科書はなるべく複数年使用できるようにする
算数・数学や理科、国語、古典、経済学、歴史、
経営学、政治学、社会学、心理学などの○○学、
簿記や原価計算、憲法、などは、
学習指導要領や大掛かりな法令等の改正が無い限り、改訂は必要ありません。
こういった科目の教科書を、
毎年目新しさが必要だからとの理由で毎年作成するのは、
作成担当者の単なるエゴです。
しかも毎年、生徒さんは変わります。
教科書を改訂しなくとも、毎年の生徒さんにとっては目新しさはあります。
そして、それを容認する社長や役員は経営者失格です。
②民法や刑法など毎年新しい判例が出る科目、
法人税や所得税などの税法科目で毎年税制改正のある科目、
社会や教育原理など毎年データが更新される科目、
などで、変更が軽微であれば、
プラスアルファ(マイナスベータ)分を二次元コード等でお知らせする対応で十分です。
200ページあるテキストのうち、
要改訂箇所が4、5ページのみであるにもかかわらず、
200ページ全てを新たに作り直し、
それとともに旧バージョンの紙の教科書を全て廃棄、
を毎年繰り返していては、コストが割高になるのみです。
200ページ全てを新たに作り直すのも、
作成担当者の単なるエゴで、
それを容認する社長や役員は、やはり経営者失格と言えます。
(つづく)