式年遷宮の制度は、今から約1300年前に第40代天武(てんむ)天皇がお定めになり、次の第41代持統(じとう)天皇の4年(690)に皇大神宮の第1回目の御遷宮が行なわれました。

それ以来長い歴史の間には一時の中断(戦国時代)はありましたが、20年に一度繰り返されて来ました。

7年後の平成25年には第62回目の御遷宮が行われます。
 遷宮とは、新しいお宮を造って大御神にお遷(うつ)り願うことで、式年とは定められた年を意味します。

神宮には内宮・外宮ともそれぞれ東と西に同じ広さの敷地を持ち、20年ごとに同じ形の社殿を交互に新しく造り替えます。