こんにちは、とくです。
世の中に「善と悪」という言葉があるように、「これは正しくて、これは間違っている」と人の言動をみて、自分のモノサシで図ることってありますよね。
「これは正しくて、これは間違っている」って、大抵の場合、自分のモノサシから物事を見ての判断なので、立場や事情、またタイミングが違えば、結果が真逆になるってことも大いにあるわけです。
なにが正しくて、なにが間違っているのか。そんなことは、当事者でないとわからないことも当然たくさんあるし、表面だけの言葉や状況では判断しきれないこともたくさんあります。
また、今の時代には正しいとされていることだって、時代が進めば間違っていたってことも、過去の歴史を振り返ればたくさんあるわけですし、国が違えば文化も違うように、時代や場所で価値観が変わるものもたくさんあります。
そういうことに気がつくようになってからは、表面的な出来事に対して、正しいだの、間違っているだの、決めつけないようにしようと心掛けています。
ただ、時代が変わっても、国が変わっても、人が変わっても、変わらぬ真理ってあります。
真理とは、いつどんなときにも変わらぬもの。
たとえば【諸行無常】という仏教の言葉。
この世のすべてのものは、たえまなく変化し続けている。永遠に変わらぬものはない。と、いった意味です。
人も物も、この世のすべてものは、一瞬といえども同じ瞬間はないのです。
こういった真理以外のものは、価値観が変わることなど容易にありますので、なにが正しくて、なにが間違っている。など、よくよく考えてみると判断しきれないことはたくさんあるわけです。
こう言ったことを多少なりとも理解していると、自分の中の小さなモノサシで判断して決めつけ、そしてそれを人に押し付ける。など、実は愚かな行為なのかも。と、思えてきます。
井の中の蛙にならぬよう、視野を高く、広く、深く持っていたいものです。
そして、世界中の人々が、寛容で豊かな心で愛の溢れる人になれれば、争い事など無くなり、平和で豊かな世界が広がるのではと本気で思っています。
私自身も常にこの視点を忘れぬ様、意識して日々を過ごしていきたいと思います。
今日はおひなさまでしたね🌸
お雛様は、日本において、女子の健やかな成長を祈る節句の年中行事とのこと。
もう幼い女子ではありませんが、自分自身が女性であることを年に1度くらいお祝いする日があってもいいのかもしれませんね(*^-^*)
それでは、今日も一日 みなさんにとって幸多き一日となりますように。