(夢を現実に⑨のつづきです‥)
‥陸上競技において
日本代表・日本記録保持者
になるまでのお話です。
すっかり足のケガも治り‥
はじめての
日本代表海外遠征です。
海外遠征と言っても‥
アジア大会(北京)
ですので‥
お隣の中国です。
初の海外遠征‥
初の日本代表‥
で、すべてがはじめて。
そして‥
最年少での出場
(陸上競技において:当時16才。高2)
でしたので‥
日本のトップをはしり‥
日本を代表する
大先輩方は‥
コワイ方達が多いのかな？？
など‥
勝手な想像をして(笑)
少々の不安は
ありましたが‥
どちらかというと‥
不安な気持ちより
ドキドキワクワクの気持ちで
中国へ向けて出発！！
基本的には‥
レース当日までの数日は
陸上競技場と選手村を
往復する日を過ごします。
本番が控えているため
あまり出歩きませんが‥
気分転換程度に
先輩方と近くをお散歩しながら‥
近くのスーパーを物色しにいったり‥
あとは
部屋でのんびりした時間を
過ごしながら‥
コンディションを整えていきます。
コワイかな？？と思っていた
先輩方は‥
みなさんとーーっても優しくて
最年少ということもあり
とても可愛がってくださいました。
さて、肝心の出場種目ですが‥
わたしは
個人種目では800m。
そして4×400mリレーに出場します。
学校の監督がそばにいない
レースははじめてでしたので‥
多少の不安はありましたが‥
｢すべて自分で考え行動する｣
と、いう大人の扱い？
(今までは学校単位、
もしくは監督がそばにいるところ
でしか行動したことがなかったので‥
分刻みですべて監督の指示通りに
動いていました)
これがまた新鮮で
一人前の扱いをされているようで‥
16才の私には嬉しくもありました。
さぁ、個人種目の800mでは
同じ高校の先輩と出場します。
先輩が一緒だったので
心強い一面もありました。
国内のレースでは
どんな選手がいて
どんなレース展開になるか？
など、
ある程度想像が出来るのですが‥
国外で走るのは
はじめての経験なので‥
｢どんな選手がいるのか？｣
｢どんなレース展開になるのか？｣
など‥想像もつきませんし、
今回は監督からの
レース展開についての
アドバイスもありません。
とにかく‥
『レースの流れにのり
着いていけるところまで
着いていこう！！』
と、決心します。
そして‥
決勝のスタートラインに立ちます。
『位置について‥』
(つづきます‥)