Total Beauty Salon TOKUのとくです。
(夢を現実に⑦のつづきです‥)
‥陸上競技において
日本代表・日本記録保持者
になるまでのお話です。
‥夏の全国インターハイ
高校日本一を決める大会が
やってきました。
高校2年の夏。
仙台インターハイです。
私は400mと800mの
2種目に出場します。
陸上競技は4日間の日程で
大会が繰り広げられますが‥
(現在は5日間のようです)
私は予選も含め
4日間フル出場となります。
前年度の初インターハイでは
400mのみの出場だったため
後半の2日間は
チームメイトや先輩の
応援、サポートにまわりましたが
今回は4日間すべて出場となり
かなりのハードスケジュール
になります。
しかし‥
インターハイ2~3週間前。
私は足の甲が痛くて‥
歩くのもままならない
状態になっていました。
歩くだけで激痛‥。
違和感がありつつも‥
我慢して
トレーニングを重ねた結果です‥。
同校は高校トップクラス
もしくは日本の中でも
トップクラスの選手が
わんさかいましたので‥
練習と言っても
気を抜けず
練習も
常にハイレベル。
そんな状況でしたし、
なにより顧問の先生に
打ち明けるのは
とても勇気がいりました‥
しかし、
このままでは
さらに悪化してしまうだけ。
勇気をもって申告し
トレーニング内容を
減らしてもらうことになりましたが
‥最終調整は思うように
できませんでした。
インターハイ当日も
痛みはありましたが‥
同校には
帯同トレーナーもおりましたので
ケアとテーピングをしてもらいつつ‥
あとは、
持ち前の精神力と
思い込み(笑で
インターハイに挑みます。
まずは「400m」。
全国インターハイ前の
北関東大会予選会では‥
日本選手権優勝者も
出場していました。
(実はこの方が‥
アジア大会日本代表を辞退したため
繰り上げで
私が日本代表になりました‥)
しかし、
その北関東予選会で
私は日本チャンピオンに勝ち
優勝。
そのような経緯があったことから
『因縁の対決』
などと雑誌か新聞に
記載されていました‥。
因縁の対決って‥
そんなことはないと
思うのですが‥
「800m」では‥
同校の3選手で
『1・2・3フィニッシュなるか』
と注目もされていました。
そのような中
ついにインターハイ開幕です。
さぁ‥!
1・2日目は400m。
北関東予選会では
1度は勝てた
日本一の実力を持ち
アジア大会日本代表の座を
辞退した選手に挑みます。
しかし‥
さすがは日本チャンピオン。
今回の全国高校日本一を決める
大舞台では
簡単に勝たせてもらうことはできず
‥2位。
まぁ、ベストタイムから言っても
実力通りの結果でしたので
悔しい思いもありましたが‥
最低ラインの目標はクリアしました。
次は800m。
足の痛みは‥
400mが終了した時点で
増しているように感じましたが‥
あまり気にしすぎて
そちらに意識がいってしまっても
よくないので
トレーナーさんに
できる限りのケアをしてもらいつつ‥
あまり気にしないように
意識を向けました。
予選、準決勝を
無事に通過。
決勝では
同校1・2・3フィニッシュが
できるか、どうか。
毎日一緒にトレーニングを
積み重ねてきた
仲間であり
ライバルでもある
チームメイトです。
しかし、
私と同様にインターハイ前に
日本チャンピオンの実力をもった
同校の先輩も
腰痛でトレーニングがままならない
状態になっていました。
そんな状況をすべて
知っていましたので
実際1・2・3フィニッシュは
むずかしいのかな‥
とも、思っていました。
(つづきます‥)