Total Beauty Salon TOKUのとくです。
うちは
シングルマザーで
高校生のひとり息子がいます。
息子はサッカーに夢中で
日々、自分なりに
いろいろ考え
試行錯誤しながらも
一生懸命取り組んでいます。
高校3年生で
引退する時がくるまでに
どこまで成長し
どこまでの力がつけれるのか
見守りつつも
自分で考えさせたり
相談に乗ったり‥
時には
私がアスリート時代に
経験したことや
おこなってきたことを
彼に話します。
アスリートと言っても
陸上競技という
せまーい世界の話なのですが
彼は
私のアスリート時代の
成績をうっすら知っているので
素直に
そして真剣に
私の話を聞いてくれます。
私は現役を引退してから
ぱったりと
走ることをやめました。
そして
走っていたことを
知らない人たちの中へ
入っていきました。
陸上競技の世界に
残りたいとか
関わっていたいという
思いは微塵もなく
離れることで
アスリート時代には
得られなかった
安堵感を得たかったのです。
もちろん
元日本代表だったこと
元日本記録保持者だったことは
新しく知り合いになる方にも
仲良くなっていった友人にも
一切、話すことは
ありませんでした。
完全に身も心も
陸上競技から
離れて生活をしていました。
もちろん
息子が生まれてからも
ずーっと話さずにいました。
ところが‥
不思議なもので‥
息子が小学4年生の時だったでしょうか‥
今から約7年前の話です。
息子がお友だちと
一緒に遊んでいる光景をみて
ふと、思ったことがありました。
「この子たちが
これからの日本を作っていくんだ‥」
「わたしが、子どもたちに
なにか貢献できることは
ないだろうか‥??」 と。
そして、
私が子どもたちに
なにかできることが
あるならば
陸上競技を通して
身体を動かす楽しさを
伝えていくことが
できるんじゃないか‥
と、思ったのです。
そして、
それを
やっていきたい!
と思ったとたん
様々な変化が
おこりはじめたのです。
まず、
引退してからというもの
完全に
陸上競技の世界から
離れていたのにも
かかわらず
こんな声がかかりました。
「陸上のコーチングの資格が
あるんだけど
取ってみない??」と。
それは、
国際陸上競技連盟公認の資格。
誰でも簡単に取得できる
資格ではないものでした。
‥私はすぐさま
資格を取ることを決意します。
そして、もうひとつ。
あんなにひた隠しにしてきたのに
いわゆるママ友が
インターネットで
「近くのランチ」を検索したら
たまたま私の名前が
出てきて
陸上で日本代表だったことが
知れてしまいました。
この2つは
不思議なタイミングで
おこった出来事でした。
偶然とはいえない
絶妙なタイミングが
この不思議な流れを
感じずにはいられませんでした。
それから
国際陸上競技連盟level1の
資格を取得し
こどもたちと関わる機会を
与えていただいています。
まだまだ
子どもたちとの関わりを増やしたいし
学びたいことも
たくさんあり
今後どうしていくのか
現在模索中です‥
そしてなにより
子どもたちと
1番密接な関係である
ママさんたちが
少しでも
ゆとりある子育てを
するために
私に一体なにができるだろう?
ということも
同時に
考えていました。
(つづきます‥)