事件は春休みに。
なんちゃって学童(朝学童と同じ時間に児童館には入れるけど監督するのは、児童館職員ではなくシルバー人材のアルバイトさん、お弁当は児童館で食べられるけどおやつは無し、児童館への出入り自由)を利用していたときのこと。
昨年度はこの制度、たくさん来るかと思いきやほぼ利用なしだったときいてますが、今年度はウチみたいな学童行けなかった4年生をはじめ、2年生や3年生もいたらしく、そこそこの利用数があったらしい。
そんな期間中のある日、ムスメさんからメールが届いた。
玄関に置いてあったお金、10円玉が何処かに転がってなくなっちゃった。ごめんなさい。
玄関に公園などで拾った20円くらい(財布に入れたくないちょっとなお金)が置いてある。
あとで探せば見つかるだろうと思い
大した問題じゃないから気にしないで
と返信。特に深く考えず終了。
年度はじめ。余裕もなく、それ以上も以下もなし。
(後から聞いたら相方君へも同じ内容のメールを同じ日に送付してたとのこと。)
と思ったら。
後日、相方君より話がある、と。
なんちゃって学童の期間。
おやつが出ないので、基本持参だった様子。
(ウチは持っていけないと思って持たせてなかったんだけど、持参していた子もいたらしく、ムスメさんより、この期間が終わってから友達に分けてもらったと聞いた。)
おやつあるなしの話の流れで、同級生の中で
A君に頼めば買ってもらえるよ
なんて話になったらしい。ムスメさんにそれを教えてくれたBちゃんも買ってもらったことがある。そしてそのまま、数人のお友達、A君もBちゃんも一緒に近所の駄菓子屋的なところに皆で行ったと。
買ってもらったのは10円のガム。
ガムは美味しくいただいたムスメさん。
しかし。
真面目な性格のため、だんだん悪いことをしたのではないか??と思い始めたらしく、A君に10円を返せばなかったことになるのでは?と思い、玄関のお金を持ってA君に返金。
そして私と相方君へメール。でも、そのメール内容も嘘だから、どんどん心配になり。。。
相方君へ事実を告白したという流れ。
まずですね、
嘘をついたことはよくなかったとムスメさんに相方君が話をして、でも、自分から告白したのはよかったよ、と伝えたそうです。
普通に話してくれれば、A君に返金するお金も父ちゃん母ちゃんから渡したのに…と。
で、これまでお小遣いもやろうかやらないか…でうやむやにしていたのを、これを機会にムスメさんとルールを決めて始めることにしました。
お小遣いは。
お手伝いをしたらもらえる
お友達と遊ぶときのお菓子を買うのはOK
お祭りなどで好きなものを買うのもOK
お友達と遊ぶときにムスメさんが買ったおやつを分けるのもOK
お友達に買って!と言われて買ってあげるのは×
お友達にお金をあげるのは×
お友達にお金を貸すのは×
お友達からお金をもらうのは×
お友達からお金を借りるのは×
家族に何かを買ってあげる(誕生日プレゼントとか)はOK
今後、何かがあれば話し合いでこのルールは変更することもある
そんなこんなで、ムスメさんは今、せっせとお小遣いを貯めてます。
相方君と話した中で、「A君にいえばいいんだよ」という発言も若干問題になりましたが…
珍しく私も知っているお子さん
お母さんは接点なし
ムスメさんがお友達にそのような発言をしなければ良いなーと思いを込めて、このルールはこうなったら困るから言ってるんだよと説明してお小遣いルールを決めました。
自分を振り返ると。
4年生。フツーに駄菓子屋でお小遣いでお菓子買ってたな。可愛い鉛筆とかも買ってたな。お祭りの軍資金もお小遣い。
学童に縛り付けて、ムスメさんは色々学ぶ機会がなかったのかも?
とりあえず、しばらくはこのルールで様子を見るつもりです。
追加のお話として。
お友達からおやつを分けてもらったムスメさん。保育園からのお友達におやつを分けてもらったと聞いていたので、後日そのママさんにお礼を伝えたら
ムスメちゃん、ジジババの家からお菓子をもらって来てお返ししてくれたって言ってたよー。だから気にしないで!
ジジババ宅からおやつをもらってお友達に分けたって聞いてないゾ!
ちなみに、今回の春休みは短期間だったので、何日もお友達にお菓子をお裾分けいただいたわけではありません💦
学童とジジババ宅はとても近いです。
ジジババに聞いたら、
個包装のお菓子ちょうだい!
お友達と公園で食べる。
母ちゃんにはいわないでね!
と言っていたから、私には言わなかったと。
いやいや、おしえてくれよ…
春休みのジジババに関するエピソードは他にもあり、それはまた別のお話で。
そしてそして。
お小遣いを持って来てたお子さんはA君のほかにもいたらしく。ムスメさんいわく、最高金額は1万円だったとか。
スゲー
ガムを買っていただいたA君のお家には、ムスメさんが自分でお金を返したので特にお話ししてません。
Bちゃんのお家も特に伝えることもしてません。
学校にも学童にも管轄外なので、情報提供はせず。
お菓子をくれた保育園からのお友達のママさんには、このお話を伝えておきました。
学童に行けなくなったことで、スマホを持たせているお家もチラホラ。
この手の悩みはこれからも発生すると思われます。
一つ一つ、対処していくしかないですね。