菅野ゆたか「千歳空港」【北海道】 | ディープな歌謡曲の世界~スコティッシュ75のブログ~

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〽いのちの限り 生きてゆけば

  いつかは逢える日が

   旅路も泣いている 千歳空港〽

 

 1989年8月発売の鶴岡雅義と東京ロマンチカのシングル、『千歳空港』を森雄二とサザンクロスの元・リードボーカル菅野ゆたか氏がカバーした音源が、1989年11月発売の「有線演歌全曲集 夜汽車/北の鷗唄」というアルバムに収録されていました。

 

 本アルバムが11月発売なので、この菅野ゆたかver.の『千歳空港』はこれが初出の可能性が高いです。

 

 菅野ゆたかver.の『千歳空港』は、ロマンチカver.のアレンジをかなり忠実に再現しており、伴奏の雰囲気はオリジナルとあまり変わりはありません。

 

 ただやはりボーカルの菅野ゆたか氏の中性的な甘いボーカルの魅力は、本作でも如何なく発揮されており、作品の世界観を盛り上げます。

 

 1989年当時は菅野ゆたか氏は、ソロ歌手として活動されていたので、サザンクロスのコーラスは聴くことは出来ませんが、グループとしてレコーディングしていたら、またさらに作品の印象が異なっていたかもしれません。

 

 

 菅野ゆたか氏はサザンクロス時代から中川博之氏の楽曲を数多く歌ってきましたが、鶴岡雅義作品は私が確認する中では、これ1曲のみしか無く、このコンビネーションはなかなかレアな組み合わせだなと感じました。

 

 

【CDデータ】

レコード会社:クラウンレコード

CD番号:ZV-133

発売日:1989年11月21日

1.『夜汽車』 作詞:木下龍太郎 作曲:原譲二 編曲:斉藤恒夫 唄:北島三郎

2.『春の海』 作詞:星野哲郎 作曲:新井利昌 編曲:丸山雅仁 唄:瀬川瑛子

3.『北の鴎唄』 作詞:里村龍一 作曲:杉本真人 編曲:前田俊明 唄:鳥羽一郎

4.『放浪記』 作詞:星野哲郎 作曲:桜田誠一 編曲:斉藤恒夫 唄:村上幸子

5.『川の流れのように』 作詞:秋元康 作曲:見岳章 編曲:安形和巳 唄:篠路圭子

6.『指輪』 作詞:麻生香太郎 作曲:森進一 編曲:安形和巳 唄:菅野ゆたか

7.『風の盆恋歌』 作詞:なかにし礼 作曲:三木たかし 編曲:安形和巳 唄:本條晶也

8.『千歳空港』 作詞:高畠じゅん子 作曲:鶴岡雅義 編曲:安形和巳 唄:菅野ゆたか

9.『水なし川』 作詞:吉岡治 作曲:市川昭介 編曲:安形和巳 唄:清原光加

10.『しのび酒』 作詞:三浦康照 作曲:叶弦大 編曲:安形和巳 唄:浜田敏晴

11.『魂(こころ)』 作詞:たかたかし 作曲:原譲二 編曲:鈴木操 唄:北島三郎

12.『雨酒場』 作詞:里村龍一 作曲:聖川湧 編曲:安形和巳 唄:都川弥生

13.『男同志』 作詞:星野哲郎 作曲:船村徹 編曲:安形和巳 唄:浜田敏晴

14.『雨やどり』 作詞:浅倉玲 作曲:市川昭介 編曲:D・C・O 唄:都川弥生

15.『月下美人は恋の花』 作詞:星野哲郎 作曲:岡千秋 編曲:D・C・O 唄:青木まり子

16.『人妻椿』 作詞:鳥井実 作曲:森裕次郎 編曲:安形和巳 唄:都川弥生

 

 

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