〽夜の亀田は なさけ町〽
1983年にリリースされた『亀田慕情』は、前年の『アイラブユー新潟』に引き続き、山岸一二三（作詞）、山岸英樹（作曲）両氏による新潟ものご当地ソングとなります。
ジャケット写真は、都会的なムード歌謡を連想させるものですが、『亀田慕情』は前作『アイラブユー新潟』と比べると、グッとアダルトな雰囲気を持つ、しっとりとした演歌調の作品となっています。
80年代に入り、大人の一般大衆向け娯楽音楽のシーンにおいて、ムード歌謡は徐々に下火となり、代わりに演歌、あるいは当時はニューアダルトミュージックと呼ばれるジャンルが出てきた頃。
ロス・プリモスの作品も、基本ムード歌謡路線の曲もリリースしていたものの、80年代以降においては、演歌やアダルトポップス的な作風の曲も少なからずリリースしており、時代の潮流に沿い手を変え品を変えファンを楽しませてくれました。
ちなみにWikipediaによるとこの『亀田慕情』は、亀田製菓のCMで使用されていたとの記載があるのですが、どのような形で使われていたかは不明で、ネットでも映像が見つからず大変気になる所です。
【レコードデータ】
レコード会社：クラウンレコード
レコード番号：CWA-185
発売日：1983年7月20日
A面 『亀田慕情』 作詞：山岸一二三 補作詞：池田充男 作曲：山岸英樹 編曲：竹村次郎
B面 『亀田慕情』（カラオケ）
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